第六話 冬の遊園地(1)
あらすじ
▼第1話/海からの手紙▼第2話/行方▼第3話/風の消えた街▼第4話/海峡▼第5話/川面▼第6話/蒼き果てにて▼第7話/冬の遊園地▼第8話/煙 ●あらすじ/同じアパ-トに住み、同じように貧しい学生時代を過ごした3人の男、君塚、吉田、江藤。彼らは今、それぞれ判事、市会議員、エリ-ト会社員となり、社会で一定の地位を得て暮らしている。だが、そんな彼らの元に、一通の手紙が届いた。差出人は瑛子。かつて彼らを兄のように慕い、そして彼らが弄んで捨てた女からだった(第1話)。▼終戦の混乱期に、サハリンで娘・ユリと生き別れた岡田。それから37年の歳月を経て、岡田は自分の娘らしき人物が写った一枚の写真を目にする。彼は娘が生きていることを確信し、矢も立てもたまらず、サハリンへと渡る(第4話)。▼昼は、会計事務所で働き、夜は大学に通う千代子には恋人がいる。彼の名は尚一。同じ大学に通う学生で、昼間は不動産会社に勤務している。だがある日、千代子のもとに、突然警察官が訪れた。尚一が、客から預かった金を持って逃げたというのだ(第3話)。
独自の仕組みで巻と一致させているため、該当する巻が異なる場合があります。 単行本化されていなくても巻として表示している場合があります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。