月下の棋士 6巻
あらすじ
▼第1話/舞い駒▼第2話/投げぬ者▼第3話/死守▼第4話/負傷▼第5話/遠打ち▼第6話/血判▼第7話/危篤▼第8話/革命▼第9話/王竜戦▼第10話/宣戦▼第11話/持ち駒 ●登場人物/氷室将介(現在四段のプロ棋士)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/大原の策略で名人戦に立ち会うことになった将介。その存在が気になる滝川に、大原は勝利を確信する。ところが、残り一手で勝利できるという時に、大原の容態が悪化、その一手が指せないでいた(第1話)。▼最後の力を振り絞って目指す場所に駒を置こうとする大原。そこへ、滝川の希望によって開けられた窓から吹いた突風で盤上の駒は飛ばされてしまう。目が見えなくなりながらも最後の一手を指した大原だが、そのまま意識を失ってしまう(第2話)。 ●本巻の特徴/武者小路との対局後、大原の意識を回復させた将介。その大原によって王竜戦が開催されることが決定された。エアーマスクをつけ、酸素ボンベを引っ張って戦う大原の気迫に圧倒される。 ●その他の登場キャラクター/大原巌(第1話)、武者小路和清(第3話)、刈田升三(第10話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜六「中原誠」(現役のプロ棋士、昭和47年に名人になり、名人位通算15期は大山康晴の18期に次ぐ記録)
この巻の収録話
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