月下の棋士 4巻
あらすじ
▼第1話/成れの果て▼第2話/不成▼第3話/月影の熱譜▼第4話/終局▼第5話/駒組み▼第6話/棋勢傾く▼第7話/香▼第8話/名人位▼第9話/棋運▼第10話/後継者▼第11話/王の残骸 ●登場人物/氷室将介(奨励会会員。現在三段)、滝川幸治(プロ棋士・実力名人制第5代名人) ●あらすじ/将介と鈴本の戦いはまさに死闘と呼べるものだった。将介は鈴本のなかに将棋の神が宿っているといい、鈴本は盤上に居るといった。鈴本が最後の一手を指したまま、将棋盤に覆い被さるように倒れてしまう(第1話)。▼救急車で運ばれる途中、意識を取り戻した鈴本。刈田は最後の一局に勝てば自力で昇段できる鈴本のため、救急車を将棋会館へ引き帰らせる。しかし、鈴本は対局室へ入ることができない…(第2話)。 ●本巻の特徴/鈴本はプロになることを諦め、将棋会を牛耳っていた大原が倒れ、全プロ棋士がトーナメント形式で戦う王竜戦の構想が登場する。また、御神三吉と村木武雄の最後の戦いが語られる(第8話)。 ●その他の登場キャラクター/鈴本永吉(第1話)、刈田升三(第1話)、大原巌(第1話)、御神三吉(第8話)、村木武雄(第8話) ●その他のデータ/月下棋人の譜四「羽生善治」(7冠を達成した、現在の名人)
この巻の収録話
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