月下の棋士 1巻
あらすじ
▼第1話/将来の名人なり▼第2話/閃光▼第3話/巌▼第4話/新旧対抗▼第5話/仕掛け▼第6話/途切れた棋譜▼第7話/仇敵▼第8話/鬼手▼第9話/死活▼第10話/詰めろ ●登場人物/氷室将介(伝説の棋士・御神三吉の推薦状をもって現れたプロ棋士を目指す青年)、滝川幸治(プロ棋士・大原巌との対戦に勝利し実力名人制第5代名人に) ●あらすじ/第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる(第1話)。▼次の日、再び将棋会館に現れた将介に虎丸は、プロに最も近いところにいるアマチュア関崎との戦いに勝てば、奨励会の会員にしてやると将介を試す(第2話)。 ●本巻の特徴/本編の主人公、氷室将介と滝川幸治の出会いが描かれている。30年前に村木名人に敗れて以来姿を消した御神三吉の孫、将介と、村木の弟子である滝川が、師匠たちが戦ったときと同じ手で対局を始めているが、4手目で中断してしまう。 ●その他の登場キャラクター/第4代名人・大原巌(第1話)、虎丸(第1話)、伝説の棋士・御神三吉(第1話)、村森聖(第5話) ●その他のデータ/巻末名人録・月下棋人の譜一「米長邦雄」(平成5年に、7度目の挑戦で名人になった)
この巻の収録話
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