【ネタバレあり】まんがグリム童話 エリザベート・バートリー～愛欲と血に飢えた女たち～のレビューと感想

恐ろしくも美しい

呪われた美貌の一族出身で、エリザベートもまた叔母と禁断の関係にある。もうそれだけで危険な香りのする設定ですね。美貌を保つために処女の生き血を求める猟奇◯人者となるというあまりに有名な話に、本物の魔物となって現代で密かに生き続けているというオカルトな説が加わって、後日談もあればいいのにと思ってしまう作品です。

絵が劇画っぽい見づらいし、構成も昭和っぽいんだけど…普通の感性？だったエルジェーベトの狂い方がすごい。表紙の金髪の人は何が目的なんだろうか

実際の話は知ってたので

美が失われていく事を恐れた女性が偶然侍女の若い娘の血が美肌効果抜群の美容液だと思い込んで血を浴びて美を継続させようと思って実際にやってしまったという、あり得ない実話をモデルにしたストーリーになっています。
以前テレビを見て歴史上の異常者みたいなので、この話は知っていたので何となく気になって読みました。
読んだ結果、実話と違うアレンジが加えられている様で実話の方が良かったです。良かったっていう表現もオカシイですが。

怖い

あるところに呪われた家系と言われていたが小さい頃から美貌を兼ねそろえていた娘がいた。その娘は叔母のことが好きでレズだったがあるとき叔母が自殺しその後男によって犯されてしまう。その後娘は引きこもってしまうが占い師が城に来てから変わってしまう

実際に過去に存在してた人の話ですから気になったので読みましたが、絵と話の設定が好きになれませんでした。