【ネタバレあり】まんがグリム童話 女の戦争残酷史のレビューと感想（3ページ目）

戦争

戦争の漫画でわかりやすく、読みやすかったです。絵も見やすくてよかったです。戦争の残酷な運命悲し過ぎます。

ほんの少しだけネタバレ

少し独特な絵ですが、私には読みやすいです。

最初の話は、夫を亡くして、子供も足に障害が残って、家計が苦しいという話ですが、どんどん戦争の話になっていきます。

戦争の話は、どうしても被害者がいるし、泣いている人がいるので、それをふまえて読んだほうがいいと思います。

戦争ものというと

ありきたりなテーマで見飽きている。
絵も下手で母親と息子の心情が表現できていない。
ああまたか、戦争、貧しい母子家庭、息子の戦死。

ありきたりな言い方ですが平和の有り難さ、今の時代を築いてくれた名も残せない人々の事を思うと辛くもなります。無料サービスだけでも色々考えさせられます。主人公である女性は戦争にいってしまった旦那との息子を女手で育てながらも、どこかで女としてたよってる部分を息子に見透かされている

酷い

悲し過ぎて最後まで読めなかった。戦争はダメ、絶対ダメ。なのにいまも世界のどこかで戦争は起こってる。誰も幸せにならないしなんの幸せも生まないのに。人間はどうしてそれに気付かないの？描写が細かくてぞくっとしました。

母の気持ち

母が再婚して幸せにやっていくには、
自分は邪魔だと自立の道を選んだ健気な
息子。

更に悲劇は続く。
義父を機銃掃射で惨殺された敵討ちに
息子のとった行動は・・・

私の父も戦争中に米機から突如
機銃掃射を受けたことがあったが、
幸い弾丸は当たらず九死に一生を得た。

戦争の記憶が薄れていっている今こそ、
こういう作品が沢山描かれることを
願ってやまない。