【ネタバレあり】まんがグリム童話 淫虐のハーレムのレビューと感想

いつの時代でも欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れる女がいるんだと思いましたね。男同士愛し合ってるものさえ引き裂く…恐怖だ

悲しい

女としては頂点に登りつめたけど勝負には負けた感じ。ライバルの男を処刑したら王は腑抜けになってしまった

すごい女

ロシアの踊り子の身からついにオスマントルコをのっとった主人公。
男顔負けですね。
それにしても宰相は生かしておいてうまく使えば、歴史は変わったかもしれないのに。
歴史にＩＦはありませんが、世界の歴史に影響を与えたすごい女ですね。

最初のお話だけを読みました。後宮では女性だけではなく男性もライバルになり一人の皇帝をめぐり命をかけて争そわなければならなかったので大変だったと思います。

ハーレム

ハーレム系ではおきやす嫉妬不安怒りとたくさんの事が起きるけど、強く進む女性の強さや気品がステキな作品です^ ^

いろいろな形の愛

人を真剣に深く愛するのは必ずしも幸せに結びつくとは言えないのかもしれません。

嫉妬からライバルの宦官を蹴落としたら、彼を心の支えとしていた夫である国王を腑抜けにさせてしまった側室、悪逆の皇帝に、一人愛し尽くして自らも刑死した家臣。

深く愛しても届かないのは、愛に虚しさを覚えます。
はたまた、いい大人なのにちょっと痛い残念な男性が愛を貫いて憧れの女性を射止める純愛もあり。
様々な愛が描かれています。

画風は劇画風なので好みが分かれそう。