みんなのレビューと感想「アダムの純情」（ネタバレ非表示）

泣きました

表題作の前の２作は
とても微笑ましく可愛らしいお話で、
うっかりそのテンションで
表題作に入ったら・・・
こんなに切ないお話だなんて！！
ヤラレター！と思いました。

愛されたいのに愛してもらえない・・・
愛されて嬉しいのに愛されちゃいけない・・・
愛してるから愛したいのに愛せない・・・

それぞれの苦悩や葛藤、
切ない気持ちが丁寧に描かれていて
最後の最後まで
胸をきゅうっとさせてくれました。

そしてどの作品も
とにかくキスシーンが美しい！！
個人的に大好きなくちびるの描き方です。
横顔も綺麗ですね。
時々ドキッとする表情もありました。

これまでたくさん読んできましたが、
初めてレビューを書きたいと思った作品です。

純情？

ネタバレ レビューを表示する

全然純情じゃないし、物乞いが結局逃げて社会復帰してるし、母親が亡くなった理由も分からないし、全然意味が理解できなかった、

闇が深い

表題の作品は切なく、闇が深い。3話オムニバスで自分は最初のstoryが可愛くてムズムズする感じが好き。

恋スル本能しか見てませんが、、、キスシーンのクチビルがとてもエロい(*ﾟ▽ﾟ*)
思春期だなー(o^^o)

良かった?

表題作の前に、短編が２本あります。
短くても心理描写も丁寧に描かれていて、楽しく読めます。

アダムの純情…ちょっぴり悲しいけど、読後感は良くハッピーエンドです。

ハルキはゲイでは無いにしろ、男娼として生きて行くしか術が無かった、悲惨な身の上の少年。
拓海は弟と、仕方なく家業を継いだ腹違いの兄、聡と３人暮らし。
最初は、聡の愛人!?ハルキだが、その事実を知った拓海は毛嫌いするも魔性の魅力を持つハルキに惹かれて行く。
ハルキも、優しくて純粋に愛してくれる拓海に、初めて愛される喜びを教えられる。

ある日、拓海は衝動的にハルキと駆け落ちするが、自分の力の無さを思い知らされる。
でも最後は…


聡もハルキを愛していたと思うし、拓海に嫉妬しつつも、大切な家族だったのだと思う。

教室で再会した時、熱い抱擁&キスしちゃったんだよなぁ…学校、大丈夫だったかな(笑)

濃厚なエロは無いけど、ストーリーも良いし、BL初心者にもお勧めです。