【ネタバレあり】C級エスパーの備忘録のレビューと感想

関係性がキツい

雰囲気に惹かれて読み始めました。
35話まで読んだところですが、ストーリーはまぁまぁ、主役二人の関係は個人的にはナシです…

攻めのユーピテル（S級ガイド、26才）は捨て子の孤児で、義父にその類まれなガイディング能力を見込まれ、幼い頃からエスパーとガイドを統括する国家機関（義父がトップ）の広告塔として働かされています。
受けのケイデン（C級エスパー、40代）はガイドの妻を亡くした平凡な刑事で、まあ善良な男ではあります。
私がこのカップリングを受け付けない理由は、ユーピテルが明らかに愛情不足の子どもで、ケイデンに父親を求めているように見えてしまうからです。性別を問わず、そういう若い子がオヤジに走るケースは現実でも多いですから…
ユーピテルがケイデンに特別な感情を抱いたのも、父と同年代の大人の男が弱っていて（言葉は悪いですが）付け込める、愛してもらえると思ったからなのではと思ってしまうとちょっと、ウッ……となってしまい、ムリなんですよね。