【ネタバレあり】裏切り者に復讐の花束を～絶対に許さない～のレビューと感想（14ページ目）

良くある話

基本的なストーリーは、良くある旦那と自分の後輩との浮気モノ。本作はこれに姑が絡むのでより不快感が増します。自分的にはイマイチかな。

復讐相手としては申し分ない嫌な奴ら。
足が悪いと偽って嫁をこき使い嫌味炸裂の義母。
自分のことしか考えてないクズ夫。
こいつが主人公と結婚した理由は地味だし自分の言うことを聞いて都合のいい嫁になりそうだったから。
そして結婚後は主人公に母親の世話を押し付けて外で遊びまくり。
そんな奴らに復讐を決意したとこまでは良かった！
だけど、復讐のやり方が微妙な感じがしてちょっと残念でした。。。

裏切られすぎ

さすがに
主人公が裏切られすぎだから
この人に多少なりとも問題があるんじゃないかとか
現実的に考えてしまう自分が歯がゆいです(笑)
楽しいと思います。

酷いことされてます

まあ、あそこまで酷いことされれば復讐するでしょうね。まずお義母さんを淘汰、次のターゲットはクズ男、その次は後輩かな。本丸のダンナさんにはどんな復讐するのでしょうか？まだ課金していないのですがぼちぼち読んでいきます。

こんなボケてたら

煮物焦がして火が出るってよっぽどのことなんですよ。なかなか焦げ付きはするけれど火は出ない。あ、けど近所の喫茶店のママさん（70代）がお客さんに料理を作っていて丸焼けになったな～。

奥さんの実の母親に、無礼な仕打ちをするくらいなら、最初から結婚しなけりゃ良かったのに、この夫。姑も性悪すぎ。

ジワジワ復讐していくストーリー。
こんなに嫌な人ばかりで憂鬱になりそうだけど、立ち向かっていく主人公が強くて凄い。

許せん人っておるよね。
それが他人とは言え家族となると。
日常のあるあるをテーマにされてるから、ハマりやすかったです。

ペラペラの邪悪

復讐モノは、エンタメとして描かれる限り、復讐する側に読者が感情移入できるような作りが基本になる。
だから、「悪役」の造形は極端になりがちだ。
「こんな奴、復讐されてもしょうがないよね」と思ってもらう必要があるからだ。
まあ、それはいい。
それはいいのだが、ここまで極端な上に薄っぺらいと、本当に冷める。
主人公の夫や姑のキャラクターは、嫌な奴とか悪い人という枠を超越して、もう、邪悪な何かである。
何でもかんでも悪く描けばいい、というものではない。
「現実枠」の物語において、過剰な「いや、そんな奴おらんやろ」は大きな瑕になる。
また、困ったことに、本作の邪悪にはどこまでも「作り物」の薄っぺらさがつきまとう。
例えば「ジョジョ」のディオ・ブランドーは邪悪だ。
プッチ神父も邪悪だ。
しかし、彼らを誰も「薄っぺらい」とは言わない。
そういうことである。
何もディオやプッチ神父を描けと言いたいわけではない。
ただ、浅いにもほどがあるぞ、と言いたい。

なお、そこまで極端な悪役たちを配しておいて、主人公に感情移入できるかと言えば、それも非常に厳しい。
こんな邪悪な人間たちと家族になり、何となく生きていて、挙げ句、かつての憧れの先輩にあっさりときめいて騙される。
そんな人間に対して「阿呆か」という以上の感情を抱くのは困難であって、私は早々にギブアップした。
やれやれだぜ。

いるいる

いるよねーこんな登場人物。鋼のメンタル人のものを盗むなってんだ！！どうせ自分に降りかかるんだから。あっ・・・降りかかってる。