みんなのレビューと感想「四月になれば彼女は」（ネタバレ非表示）

さわりだけ

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無料分だけの感想でごめんなさい。
とあるカップルが結婚準備中。彼等は世間で言うところのいわゆる成功者（彼氏は精神科医、彼女は獣医）同士で、二人ともかなりドライな性格。冷静な心情描写や抑揚のないセリフ、モノトーンを基調とした結婚式会場など、彼等の性格を想像させる描写があちこちに貼られ、読み手を引きつけています。そんな彼氏が放った言葉「ウユニにいる昔の彼女」。
きっと感受性豊かで、情熱的で、、、みたいなものなんだろうなって想像させます。ちょうど、「君の膵臓を食べたい」のさくらちゃんみたいな存在で、ストーリーもそんな風なのかな～なんて想像させられました。

印象的なタイトルはサイモン&ガーファンクルの歌から取っている。
村上春樹とは違うけれど、なんとも言えない読後感が漂う。
何もかも諦めているようで、でももがいているというか…不思議な世界へ連れて行ってくれる。
映画ではどんな風に表現されているのだろう。
気になるけど、足を踏み入れる場所じゃない…って声もする。