【ネタバレあり】帰ってきた子爵【新装版】のレビューと感想

ヒーローが…何なの？

絵は品があり、ハーレクイン作品として美しい～
内容が…
ヒロインは清楚で上品だが、ヒーロー…
若い頃はカッコよかっはたが、性格がひねくれ野郎で、お前のせいで皆が苦しんだ💢
自業自得のヒーロー
まあ、誤解は解けたが、ヒーローが賢かったらな～と、腑に落ちない作品でした…

とても深いお話しでした。息子と貧しい暮らしのヒロインのもとへ、戦争で見る影もない姿となって現れた男性は、妻を誤解して戦争に行き、絞首刑になる所を助かります。ヒロインも、子どもが産まれた時が幸せだと強く思っています。ヒロインもヒーローも、一見不幸に見えてじつは、とても運が良いです!健気なヒロイン、若気の自分を恥じるヒーロー、賢い息子のハッピーエンド。

ヒーローがひどすぎる

おじ・おばに騙されていたとはいえ、妻を身持ちの悪い悪妻呼ばわりしてきたカールトンが、ヒーローなのに激高するという性格も含めて、あまりにもひどすぎる！
妻に対する誤解がとけて、実の息子のハリーがハッピーで終わったので良かったけど、なんだかストーリーにモヤモヤ～！
好きな漫画家さんだから読んだけど…。　ラストのおまけのページだけがスッとした～という感じでした。