第16話 運命の一手
あらすじ
将棋の神童・二宮夕飛は、かつての輝きを失い連敗を重ねていた。そんな折、肩を並べていたはずのライバル・久慈彼方と公式戦で当たる。この日は、彼方27連勝目、夕飛17連敗目という記録的な対局になった…。挫折する夕飛はとあるバーに立ち寄る。そこで、ある少女と運命的な出会いをする!彼女の名は茅森月。横暴、ワガママ、破天荒な月だったが、その将棋は鋭く自由、まさに「神様に選ばれた将棋」そのものだった!祖父の死以降、目標を失い将棋から離れた夕飛だが…久慈彼方の連勝記録を止めた棋士・千葉四段と出会い、月をめぐって対局することに!? 一方、バーに久慈が訪れ、月にあることを申し出る――!! 天才・久慈を中心に巻き起こる潮流は夕飛と月を巻き込んでいく!
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