みんなのレビューと感想「まんがグリム童話 吉原華の乱」（ネタバレ非表示）（90ページ目）

絵は綺麗

吉原を扱う割に取材はどのくらいしたのかな？という感じ。恐らく大してしていないのだろうなと。ついでにグリム童話と謳う割に、どこらへんがグリム童話なのかもわからない。タイトルだけ拝借してる感じ。華一人、いつまで経っても髪を結わないのも、なんだか違和感。こんな花魁いたのでしょうか。私は花魁！って、よく言ってますが、あんまり覚悟を感じないし、元令嬢の葛藤みたいなのもセリフだけ上滑りしてる感じ。でも、絵は綺麗なので、それだけで読みました。ギャグなのか？と言うくらいB級AV並みな秘技もたまに出てきて、陳腐。

面白いです。

主人公、華の吉原入りの理由や成り行きも面白いです。犬と！?なんて気色の悪い場面もありましたが、絵はきれいで読みやすく、主人公、華の気品や器量の良さ、強さや優しい性格も好感が持てます。

怖い怖い

華子が清に何した？なんで勝手に恨んでんの。
むしろ逆だよ、恨まれるの。
いつか逆転するのが待ち遠しい。

女性の

女性の悲しさと優しさを見る気持ちです。好きな人を好きだと言えない。そんな気持ち。私はもうとっくに忘れてしまったな。

華頑張って！

吉原一の花魁を目指す気丈でがんばりやの華から目が離せません。ありとあらゆる困難がいつも降りかかってくるのですが、大袈裟ですが、読んでいて飽きずに、すごくたのしめます。

トントンと話が進んでいくので暇潰しになりました。なかなかシビアな世界なのでしょうが人間の醜さもぎっしりです。

なんだかんだで読んでしまう…

始めは成り上がりの話だと思いながら読んでいましたが、なかなか吉原一の花魁になるのに時間がかかり、非現実的な話もあり、モヤモヤすることもありますが、なんだかんだで読み続けてしまってします。

嫌いじゃない

ありがちなテーマではありますが、キャラクターもストーリーも飽きないです。ポイントの余裕がある時に続きを読もうと思います。

絵が古くなかなか馴染みにくいが
内容は主人公を応援したくなるので、今後の清との掛け合いが楽しみです。

吉原出身の継母に騙され、自身が飛び込むことになった郭の世界で、女として人間として成長していく華の物語。性があるところに人の人生あり、という感じでしょうか。主人公もお嬢様として生きていただけでは知り得なかった、人間の闇や情の深さを知って、むしろ廓に売られてからの方が人間らしい気さえしてきます。