みんなのレビューと感想「まんがグリム童話 吉原華の乱」（ネタバレ非表示）（69ページ目）

無料分が長いので読んでみたが、エログロが過ぎて辛い。主人公華の境遇が悲惨過ぎるし、継母とその愛人(華の元婚約者)がひど過ぎる。

華がかわいそうで、気になって読み進めました。女は怖い、そして恐ろしい時代だな、と思いました。華が健気で強い、本当なら折れてしまいそうなのに、目標を定めて気丈に生きています。

華の生き方

主人公、華のプライドを持って、気高く、品があり、強く、美しく、負けず嫌い、そんな誰もが羨むような生き方に惹かれます。そして、自分も頑張ろうと勇気づけられます。

エロがあり、変態もおり…、でも物悲しい…。この時代を生きるのは、本当に大変だっただろうと思って切なくなります。

主人公の華の頭は筋肉で出来ているのかと思うほど感情だけで先の事を考える事ができず、やらかした後必ず吉さんが助けると言う下り飽きました。何か問題が起きてもまずは考え冷静に対応を出来るようになれば良いのにと、吉さんファンの私は切に願います。

強さ

したたかさ、強さ、気高さ。どんな境遇でも自分を持って生きる事は何にも変えがたく美しいと知らしめてくれるお話

う〜んかな

絵は好きだけど、華が短慮を起こして不利になる廓の主が助けに来るのパターンが多いかなと。清達に復讐できるといいけど、華がもっとお利口にならないとムリかも？

色要素がありつつも主人公の健気さや真面目さが応援したくなって読んでいましたが、サイコロの下りあたりからギャグ漫画？笑 かと思いすっかり冷めてしまいました。

最初は華の復讐劇を応援しながら読んでいましたが、途中から華の無鉄砲さや浅はかな行動にイライラ…
そして「もう少し大人になってよく考えてから行動したり周りの意見も聞こうよ！」と心の中で叫びまくりになってしまいました。

最初は面白かったんだけどな…
かなり今は残念感が強めです。

ぬかるみの女的な…

理不尽な不幸な境遇にある主人公がどんなことにも負けずに這い上がっていく…
というある意味ベーシックなど根性もの。昭和の花登コバトの書く話っぽい。
ですがそれだけにコテコテな味が楽しめますねー。