后宮のオメガ

みんなのレビュー

1. 5.0

   2024/01/11 22:55

   Endマークを見たくなかった…かも？

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   お、終わってしまった……（泣）
   最初から32話で完結って分かっていたのに……
   
   「雨月堂アンティーク」からの本作品。期待特大で読み始め、こちらもイッキ読み。美麗な絵が更にパワーアップされていて、カラーページは見入ってしまってコマが進められないくらい美しい。
   初めてイリヤに出逢ったハーリドが、子ども心にもイリヤに見惚れてしまったのも納得。
   
   幼いハーリドと全てに投げやりになっていたイリヤの気持ちが繋がっていく様子も、悲しい別れを乗り越えて再会した２人のすぐには結ばれないもどかしさも、愛し合い番になるその瞬間も胸に迫るものがあり過ぎて、息が苦しくなるほど。
   でも、それが素敵な作品に出会えたという快感なので、終わって欲しくないのです……
   オメガバースものですが、そんなジャンル分けでは満足できない、壮大な物語。
   
   ラストは案外サラリと終わってしまいますが、もっともっと幸せになってからの２人を作家さんの美しい絵で見たいような、こうやって私たちに２人の幸せを想像させて終わるのが正解のような、なんとも複雑な読後感。
   
   高ポイントがつかないほうがおかしいと思われる、素晴らしい作品です。
   是非ご一読を!!

   by Mimoza

   • 52

2. 5.0

   2024/01/02 13:50

   感動！絵美しい！ストーリー良い！

   表紙がもう好み！
   ポイントたまるのを待って一気読みしました
   バース物ですが
   大河です
   自国てはひどい扱いのようでしたが
   舞台となるハヌでは神聖な扱いを受け
   歳の離れた王様と番う前に
   出来損ないによる反乱で苦境に立たされますが
   国を取り戻しやっと平和に過ごせるようになり
   
   と壮大なのですが
   2人のあま～い生活や
   2世も見たかった
   裏切りに荷担し寝返った
   敵国王子のその後も気になる
   続編とかあるかなぁ
   この作者さんの別作品あったら覗いてしまううかな

   by ちーno

   • 39

3. 5.0

   2025/09/23 10:29 NEW

   終わってしまった〜

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   ハーリドが格好良すぎて、イリヤが面白すぎて、終わってしまったのが悲し過ぎる！ハーリドの馬鹿兄と、イリヤの馬鹿兄以外は、本当に良い人ばかりだし、最終的には、イリヤの父も、息子を愛していた事が分かって、心が暖かくなる最終回だけど、やっぱり、ドタバタ育児編とか見たいです。この作者の絵が大好き。特に、ギャクっぽい時のイリヤの目が好き。でも、とにかく、笑える一言とかが、絶妙で、どんどん作者読みをしてしまいます。

   by Keeko

   • 1

4. 4.0

   2025/09/23 19:44 NEW

   ちょっと斬新なオメガバース

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   オメガとして王家の13番目の息子として生まれて来たイリヤは、資源豊かな国のアルファの王子と政略結婚をさせられる。アルファであるべき王の血筋の中でオメガとして生まれたばかりに尊厳されず、ただただ国の為に利用されたイリヤ。嫁いだ先の王ハーリドが年若い青年であったことも知ることもなかった。けれども王子は聡明で心優しく、イリヤをオメガではなく一人の人間として扱ってくれる。ある日ハーリドが居眠りをしているイリヤへそっとキスをする。目を開けたイリヤが王子の行動に気付くと同時に◯情し焦ってしまう。王子に番欲求を抱きつつ、そんな姿をハーリドに見せたくない気持ちと葛藤しつつも王子を突き放す。その後ハーリドによるイリヤの居る離れへの訪問がなくなり、イリヤは心在らずの状態になっている…ところで無料読みは終了し、歳の離れた二人が時が経つに連れて次第にどう互いに惹かれあって行くのかがとても気になります。無料分を読んだだけですが、絵も綺麗で読んでいて楽しい作品でした。

   by 漫画って良いもんですね♪

   • 0

5. 5.0

   2025/09/22 16:02 NEW

   豪華絢爛絵巻

   遠い昔の、遠い異国
   ハヌ王国の王と王妃の美しい物語。
   
   簒奪された王国の片隅で王の帰還を待つ王妃。
   可愛いらしかった幼い王は数々の困難を乗り越えて若き賢王となって王国を立て直す。
   ハヌの豊かさ、大きさ、周辺国の広がり、壮大なスケール感をもって進むドラマチックな物語に圧倒されました。
   
   SNSで続編が発表された時は心が躍りました。
   王妃が故郷の家族と和解する物語。
   悲しい子供時代の記憶が溶解する様は涙を誘います。
   
   濡れ場でハッとさせられます。
   あっ　BLだった…
   あっ　オメガバースでしたね、そうでしたそうでした
   なんて。
   才能ある漫画家さんが力強く紡ぐ物語は、読んでいる最中にジャンルを忘れて惹きこまれました。

   by marsz

   • 0

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