5.0
1848〜1850年頃の設定で
英国黄金時代の世界です。冒頭のクリスマスツリーはビクトリア女王、アルバート公とお子様方。
とのことです。(もとなおこ先生より)
ヒーロー、ヒロインともに他者に弱みを見せない苦労人だから、恋愛どころではなくて、
自分の想いを忘れてしまっていて。
信仰を前向きに捉えて、人に恥じない生き方を選ぶことで、幸運を自分でつかむカップルのお話。
美貌に頼らず、危険を避け、恨んでも仕方ないものは諦め、知識を武器に生きようとするヒロイン。
ヒーローとの久々の再会では期待の余り、厳しい言葉も出てしまい、しかし後日、謝罪して和解する
コミュニケーション能力!
ヒーローも素敵な人。
ヒール役はヒロインの叔父一家だが、出番は少なめ。
白黒の紙面なのに、ヒロインの蜂蜜色の髪が、美しい! もと先生すごい!
クリスマスにつきもののヤドリギもさりげなくて、ほんわかする作品です。
by
こえでほん
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