[小説]極悪女帝の後宮

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- ライトノベル
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- 小学館文庫キャラブン!
- 配信話数
- 3巻まで配信中(600~630pt / 巻)
あらすじ
斎帝国の李紅蘭は冷徹非道の極悪女帝で……。 「その男の首をお刎ね」 大陸に君臨する大帝国・斎には絶世の美女がいた。その名は李紅蘭。いくつもの敵国を打ち倒し、内政においては邪魔者となった相手を容赦なく切り捨てる、極悪非道の女帝として畏れられていた。その紅蘭も即位して二年ほどが経ち、そろそろ世継ぎの心配をされるようになった。いっこうに誰とも結ばれる気がなさそうな紅蘭を案じて重臣たちが用意した婿がねは、属国・脩の第五王子、王龍淵。この男、大国一の美貌を誇る人物だったが……。 「言っておくけど、私の夫になれる男はそういないわよ」 戦闘態勢万全で強気の構えの紅蘭の前に現れたのは、白い髪に白い肌、瞳だけが血のように赤い、神仙のごとく浮き世離れした……ただし、紅蘭付きの女官を片っ端からタラしまくる不遜かつ魔性の美男だった。 「俺が自分の意志であんたにひれ伏すことはない」 「私はね、弱い者には優しいのよ。いい子にしなさい」 獣と飼い主のような関係から始まった紅蘭と龍淵の関係は、なかなか夫婦という形にはおさまらない。が、どこか不思議な信頼のようなものは生まれつつあり……? ワケアリで反抗心旺盛な歳上の夫を掌で転がしつつ、国内外を容赦なく仕切る極悪女帝・紅蘭の明日はどっちだ!?
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斎帝国の李紅蘭は冷徹非道の極悪女帝で……。 「その男の首をお刎ね」 大陸に君臨する大帝国・斎には絶世の美女がいた。その名は李紅蘭。いくつもの敵国を打ち倒し、内政においては邪魔者となった相手を容赦なく切り捨てる、極悪非道の女帝として畏れられていた。その紅蘭も即位して二年ほどが経ち、そろそろ世継ぎの心配をされるようになった。いっこうに誰とも結ばれる気がなさそうな紅蘭を案じて重臣たちが用意した婿がねは、属国・脩の第五王子、王龍淵。この男、大国一の美貌を誇る人物だったが……。 「言っておくけど、私の夫になれる男はそういないわよ」 戦闘態勢万全で強気の構えの紅蘭の前に現れたのは、白い髪に白い肌、瞳だけが血のように赤い、神仙のごとく浮き世離れした……ただし、紅蘭付きの女官を片っ端からタラしまくる不遜かつ魔性の美男だった。 「俺が自分の意志であんたにひれ伏すことはない」 「私はね、弱い者には優しいのよ。いい子にしなさい」 獣と飼い主のような関係から始まった紅蘭と龍淵の関係は、なかなか夫婦という形にはおさまらない。が、どこか不思議な信頼のようなものは生まれつつあり……? ワケアリで反抗心旺盛な歳上の夫を掌で転がしつつ、国内外を容赦なく仕切る極悪女帝・紅蘭の明日はどっちだ!?
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最凶の女帝、不幸を呼ぶ少年の養母になる! 「跪いて私の靴を舐めなさい」 大陸に君臨する大帝国・斎の女帝、李紅蘭。彼女は先帝の跡継ぎだった兄を次々と弑し、政敵の首を刎ね、利用した臣下を粛清し、己の立場を盤石のものとして玉座に就いた。さて、その極悪女帝は、ふた月ほど前に結婚した。相手は斎の属国・脩国の王子、王龍淵。大陸一の美貌を誇るこの男は、誰よりも紅蘭を憎み、彼女を殺したい一念で生きている。それを承知の上で紅蘭は龍淵をそばに置き、愛でているという謎の夫婦関係なのだった。 そんな奇妙なふたりが、十歳の少年の父母になることになった。紅蘭の兄の息子――つまり甥っ子の白悠を、このたび正式に養子にすることにしたのだ。しかし、噂によれば白悠は「不幸を呼ぶ少年」らしい。曰く、周囲の人間が不可解な死を遂げたり、怪我を負ったりという不幸が続いた。もしその「不幸」が怨霊の仕業なら、紅蘭のもとには「そういうもの」が見えて対処可能な龍淵がいるので、あえて養子に迎え、不幸の連鎖を断ち切ろうというのだが……。関係が複雑すぎる最強ステップファミリーは、果たして問題を解決し、幸せを掴むことができるのか? 破天荒な中華ファンタジー、第2弾!
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極悪女帝――誰もが彼女を恐れ、敬い、跪く。 「紅蘭、あんたを殺したい。殺していいか?」 「ええ、もちろんいいわよ。がんばって殺してね」 斎帝国の女帝・李紅蘭は、若く美しく冷酷無比。あまたの官吏を震え上がらせ、女官たちを芯から蕩けさせる蠱惑的な極悪女帝には、隣国から人質同然につれてこられた美貌の夫・龍淵がいる。愛と呼ぶには夫の妻への執着心が異常に強すぎる奇妙な夫婦関係なのだが、気がつけば後継者たる優秀な甥を養子に迎え、案外無事に一年が過ぎていた。とはいえ実際にはこの夫婦、それぞれが持つ特殊な能力も相まって業務上は最強のパートナーとなるのだが、プライベートではそうも言っていられない(まるで進展していない)状況で……? そんなある日、紅蘭は養子・白悠の実母である姉の要請に応じ、彼女が治める領地へ夫の龍淵と共に赴いた。聞けば、不幸を呼ぶ少年とされた白悠が紅蘭のもとに来てばらく経ったというのに、姉の周囲では変わらず不吉な怪異が起こり続けているという。どうやらそれは、この地に封じられたある高貴な女性の怨霊のせいらしい。いったい何に未練を残して怪異を起こしているのか、紅蘭は襲いかかる怨霊に直接、聞き取りを始めるが――。
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みんなのレビュー
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3.0
悪女の条件は無情
数有る悪女小説や伝記を読んできました。やはり…悪女は非情でなければいけないようですね。恐ろしく冷静で更に美しさが加えられると一層、悪女度が上がる。恐いけれど、やめられません。
by コミック大好きなカズリン-
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3.0
時代ものが読みたかったのですが、ちょっと思ってたのと違った。残酷な描写は活字だけの場合、こわいですね。
by ほっとけ-
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