みんなのレビューと感想「朧の花嫁～かりそめの婚約は、青く、甘く～」（ネタバレ非表示）（89ページ目）

すき

個人的に好みの作品でした！
絵のニュアンスが好きだなぁと思って読み始めて、これはハマりました。どんどん読んじゃいます

素敵な女の子

こんなに素敵な女の子なのに辛い経験が多すぎて可哀想で…
容姿や身分ではなくその人柄で少しずつ二人の距離が近づく様子はもどかしいやら嬉しいやらです。
絵も綺麗で続きが楽しみです。

引き込まれます!

清子に幸せになってほしいと思いながら読み進めてきました。清子がどんどん素敵な女性に成長していくのがうれしく、先が楽しみでなりません。

強くてしなやか

顔にあざがあることで、前向きに生きられなかった清子が朔弥さんのおかげで、おそらく本来持っていた強さやしなやかを発揮して成長して行く様が素晴らしいなと思いました。確かに、似ている作品もありますが、こちらも素敵なお話です。

なかなかの波瀾万丈の物語ですが、主人公の2人がお互いを尊重しあい、惹かれていくのが良きです。2人が幸せになりますように。

大好き～

昔の日本って毛色が違うモノは大嫌いなイメージがあります。知らないことは怖いこと…と迫害とか暴力とか大の大人がやっちゃう感じ。主人公夫婦はもっと幸せになってくれ～

心が綺麗な二人…

二人が結ばれるまで、沢山の壁がありそうだな～…でも、心が綺麗な二人。幸せになって欲しいです。ハッピーエンドで終わりますように。

絵も話も、上質

登場人物が、魅力的。一人一人を丁寧に考えているのが、わかる。目が見えない男性とアザのある女性という、暗めの設定をくつがえす、明るさがある。

2人の設定が良い

実家で虐げられていた主人公が、結婚相手によって人生を変えていく…。そういうお話は山のようにありますが、この話だから、良いです！

その理由は、主人公2人の設定です。
顔に大きなアザがあるヒロインと、視力に問題を抱える男性。それって、現代にも容易に想像の出来るとても身近な（でも、実は知らない）人物たち。
実際に自分が体験した訳ではなくとも、生きづらさは容易に想像出来るはずです。
そんな2人の純愛は、見ていて誰もが応援したくなるはずなのです。

また、実は私自身が生まれてから10代全てを顔に目立つアザを持って生きて来ました。打ち身だと勘違いされ尋ねられるのは日常、アザだと察した人の無言の視線を感じるのも日常。それらの日常も静かに、自分の中に納めて“何事もなく、何も気にしていないように見えるように”と、周りに気を遣って過ごしていました。

この物語を通して、見た目に特徴がある人の見方について、改めて考えてみた方もきっと多いはずです。見た目ではなく、内面性に触れて人は繋がって行くのだと思います。
そんな、どこか身近な主人公達を美しい絵と共に描いているこの作品の価値は、ただ面白いという言葉だけでは足りないものがあります。

ぜひ、多くの方に読んで頂きたい作品です。

やっぱり人を見た目で判断するのはよくないですよね。でも、そんな彼女も恋をきっかけに強くなっていると思いました。