わたしは家族がわからない
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あらすじ
役所勤めの真面目な夫、「普通がいちばん」が口癖のパートの妻、活発な保育園児の娘という3人暮らしの平凡な家庭。しかしある日、父親はなんの前触れもなく失踪し、1週間後に帰宅する。それから数年が経ち中学生になった娘は、父親の姿を家から離れた駅で何度も見かけたとクラスメートに聞かされ、不審に思って待ち伏せることに。大好きだった父が家に帰ってこなかった、幼い頃のおぼろげな記憶。1週間ぶりに帰宅した夫を問い詰めず、何もなかったことにした母。過去の記憶と現在の父親の行動には何か関係があるのか。父は何を隠しているのか。やがて平穏な生活は崩れ、「普通」だったはずの家族の形が少しずつ変容していく……。やまもとりえが挑む、「家族のあり方」を揺るがす衝撃のミステリコミックエッセイ!
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ユーザーレビュー
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つまりあれだ。
はちゃめちゃにネタバレ。
頼られる方が嬉しいから、そこに居場所を見出しちゃった夫。虐待されていた女と子どものためにはせっせと頑張れるのに、鍋を食べようという妻子との些細な約束は守れないわけだ。この夫は「虐待被害者に何かしてあげたい」という独りよがりな気持ちで、結局は自分の妻へ向き合う義務を放置し、帰宅しない、不倫(倫理に反している)している姿を見せるという事で子を心理的虐待したわけだ。一つの家庭を無惨にぶっ壊して一つの家庭を幸せにしたと勘違いした夫。最後まで逃げ続けてる。by ☆にこにこ☆- 103
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1.0
全く救いのない理解できない話
『読むんじゃ無かった』が感想。
有り得ないなぁ
夫婦は色々あれど、親子の絆ってそんなもの?
こんな男は家族を持つべきじゃない。
新しく家族ごっこしている子も又いつか捨てられるのかな?
なんて考えてしまって不快感に残る漫画でした。
ホント読むんじゃ無かった…by じゅりおさん- 45
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1.0
動機が不明瞭
広告に釣られて読んだけど、父親が家族を見捨てる理由がこんなことでと思って白けてしまいました。ちょっとしたわがまま言ったくらいで見捨てられた娘が1番かわいそうだと思います。
by かもようこ- 39
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4.0
向き合わないと
幸せとか普通っていうのは具体性がない物だから、他人同士の解釈が違うのは当然で、向き合わないとこうなるのでしょう。
主人公にとっては、ケンカや浮気などがない生活が「普通」で、慎ましく日々を送る事が「幸せ」なのですが、
旦那さんにとっては、弱い立場の人が困っているのをみたら助けてあげるのが「普通」で、感謝されて生きる事が「幸せ」だったんですね。by kidsmap- 24
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3.0
引き込まれる話だとは思うけど
なんせ父親がひどい。
確かに福祉が万能じゃない現代、法の目を抜けるやり方だとしても苦境にいる人を助ける人は大事だと思う。
でも父親は、自分が責任を持つべき家族を放って、『自分とは無関係な沼にハマっている人を助ける事で自尊心を満たしたい』だけじゃないか。
そして本来守るべき妻と娘を傷つけた。
“普通がどれだけ大変か”が分かる作品だとは思いますが、こんな形で描くものかなってのが素直な疑問。by 架夜- 20
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2.0