背徳のロマネスク
- 話 完結
あらすじ
1924年ドイツ。寒い冬。不敗の国と言われたドイツは第1次世界大戦で初めての敗北を味わい、町は失業者で溢れ人々の心は荒んでいた。父を戦争で亡くし病弱で働けない母を持つマリアの家は貧しかった。貧しい者は生きていくのが精一杯だった。盗み…殺戮…人々は生きるためになんでもやった。13歳のマリアは体を売ることを覚えた。のしかかってくる男の重い体につぶされそうになっても、ぶたれて引き回されるより苦しくはなかった。体を与える代わりに食べ物をくれる男はいくらでも見つかった。荒んだ男達は残虐な欲望のはけ口を幼い少女のか弱い体に見出したのだ。そしてマリアはその男達の残酷な目よりも、もっと冷たい目で男を見下ろしていた…!?
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みんなのレビュー
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5.0
ナチス・ドイツ物の秀作です。
第一次世界大戦後のハイパーインフレが襲ったワイマール共和国時代のお話です。経済的な大混乱とその後につづく大不況の影響で、当時のドイツは経済が破綻して、多くの庶民は飢えと貧困に苦しみました。町中には孤児がたくさん生まれ、なにも持たない幼い子供は、身売りをするぐらいしか経済不況を乗り越える術がなく、””ベビーシュトリッヒ””と呼ばれる児童娼妓が存在したのです。そんな破綻した国ではじきに、ナチス=国家社会主義労働党が台頭し、貧困にあえぐ庶民層の支持を集めて、あのアドルフ・ヒットラーとナチス親衛隊による恐怖政治が始まろうとしていた。主人公は生きるために、自ら女の武器を思う存分利用して、より富をにぎり権力を握る男の遍歴を重ねていくのです。暗い時代に咲いた徒花のお話し、お楽しみください。
by ときめきの貴婦人-
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4.0
おもしろい
絵がとっても独特で、魅力ある漫画の一つだと思います(^^)まだ始まったばかりですがこれからにとても期待しております!
by かはひに-
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4.0
なんとも悲しい始まり方。こういったドイツの状況から、救いを求める人たちによって、あの男が選ばれたんだな、と思いました。
by ブラックペンギン-
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