【ネタバレあり】狂眼のレビューと感想（7ページ目）

世子は、病気なのか

宮廷で1度かぎりのはずの夜伽を命じられた女主人公。今では考えられないような夜伽だけど、世子はなぜか彼女を気に入り数度部屋に招かれる。他の女とは違い、このまま女官を続けられるようにと願う女主人公とすべてを警戒してきた世子の間に何かが始まった。何の後ろ盾のない彼女は生き抜けるのだろうか。それにどうも彼は病に侵されているよう。

2人の関係性の変化

最初は世子がウヌに対して冷たく当たる様子に心を痛めながら読みました。
ウヌの清らかな気持ち、一生懸命な行動に、
だんだんと態度が軟化していく世子の様子、
そして心も結ばれたのは読者として安堵感が！
実は世子がウヌとの馴れ初めを覚えているのを知ったりと、恋愛要素に事欠かない。
一方で政事情も描かれ、そちらも読み応えがあります。

ロマンチック

エロいけど気持ち悪くならなくて読んでてなんかときめく。出会いが子どもの頃でその頃からお慕いしてるっていうのがなんともロマンチック。

時代物として楽しめる

韓国の王朝って、韓流ドラマも見ていないしよく知らないのですが、普通に皇太子と身分は低いが愛される一人の女性の物語として楽しめる。ちょっとエッチなところも面白かった。

Hと時々残酷なシーンあるけど

最初はHなシーンが目立ち時々残酷なシーンがあるので驚いたけど最後は幸せな結婚生活になれて良かったです。王様に愛されたとえげつない嫌がらせに幼い弟殿下を次期王様にと醜いお家騒動に邪魔と父親が息子にした残酷な仕打ちに泣きました。けど幼い頃出会った皇子に恋をし一途に想ってた彼女が幸せになれる話はやっぱり良いですね。

これは運命

小さな頃出会ってたことをお互いに覚えていた。運命としか言いようがない。思いやれて思いやられる関係、不幸だと思っていたことが、辛いと思っていたことが、相手の言葉によって救われて、前向きになれる。心穏やかになれる。誰も信じられなかった、親さえも自分を亡き者にしようと酷い仕打ちをする世界とはどのようなものかと、思ってしまうが、親より優れた息子への嫉妬は、子を子とも思わない非道なものなんだね。ウヌとていか幸せになってください。

意外と純愛物語

初めは権力や覇権争いとか、暴君の愛と憎悪とか、結構ドロドロ重〜い感じが好きな人向きで、ちょっと苦手かもって思っていたけど、読んでいくと意外なことに淡い初恋の純愛ストーリーが中心にあるので、思いがけず可愛らしい場面やキュンとする場面もあるので微笑ましく思えるホッとする部分にハマっています。

めっちゃいい♡

他の方が“氷山の溶けっぷりが…“とレビューを書いてますが、ホントそんな感じw
冷たく頑なになってる世子が、女官のウヌによって溶かされていく♡

いくらそういう時代で、王宮のルール？を守らなければいけないとしても、私だったらムリだなぁ…と思ういろいろw
けど、ウヌは過去に世子会っていて、人間性を知っているからこそなのかも…と納得。

最終的に、頑なに自分の意志を貫こうとするウヌに対し、世子めっちゃデレるやん！てちょっとキュンキュンしました♡

コンプラが…と言ってる方もいましたが、私は気にせず楽しく読ませて頂きました♪

韓国の時代物は大好きなので気になって読んでます。独特の傷め付けられ方や必ずめちゃくちゃ悪者いる所はさす韓国物って感じですね。
世子とウヌの溺愛っぷりに癒されてます。どうか幸せになってほしい。

韓国の時代描写面白い

テレビで見る韓国ドラマでは描写されない、時代の赤裸々な姿が興味深い。男女の愛情、周囲の嫉妬や思惑が面白い。