苦楽外

あらすじ

バスで寝過ごした男が辿りついたのは、海辺の田舎町。来たことがないはずなのに、男はその町に奇妙な既視感を覚える。帰りのバスもなく、町に留まらざるを得なくなったが、不思議な子供・カズキとの出会いを機に、男は旅することになる。隠された己の記憶を。幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー。19Pの描き下ろし短篇も収録。

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    第一話 海辺の少年(1)
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    第一話 海辺の少年(2)
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    第一話 海辺の少年(3)
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    第一話半 カメの記憶
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    第二話 水族館に行けなかった日(1)
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    第二話 水族館に行けなかった日(2)
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    第二話半 ホタル舞う
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    第三話 梅雨の終わり(1)
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    第三話 梅雨の終わり(2)
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みんなのレビュー

  1. 評価:3.000 3.0

    その謎は煌めいているか

    映画でも小説でも漫画でもそうなのだが、ある種の曖昧さや抽象性というものを保持したままで作品を閉じる、つまり、話の筋について「何が起きたのか」について明確な答えを提示しない、ということ自体は、私は否定しない。
    映画の例で言うと、デイヴィッド・リンチという監督の一連の作品なんかはその最たるものだと思うが、私は大好きである。

    ただ、この種のアプローチには間違いなく弊害もあって、どこの誰が発明したのかは知らないが、実際は大した話ではない、それどころか、下手をすればそもそも結末を考えていない、にもかかわらず、「とりあえず曖昧にしといたらええんやろ?」とばかりに結末を濁すことで、何かそこに深みのようなものを感じさせてやろう、という作品が生まれ得てしまうことも事実である。
    それはちょっとまあね、ずるいわよね。

    本作がそうだ、と断定したわけではない。
    正直、私にはわからなかった。
    そこに何かあるのか、それとも、何もないのか。
    ただ、いずれにしても、こういうタイプの作品は、「そこにあるかもしれない何か」を探り当てたい、という読者の思いを喚起させられなければ、やはり成功とは言い難いのではないか。
    謎の答えがどうであれ、その謎自体は、煌めいて見えなければならないのだと思う。

    まあ、ショートムービーのような洒落た雰囲気、海中の描写の美しさには感心したけれど。

    by roka
    • 2

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