第四十一話 正月嫌いと迷子の娘
あらすじ
師走になり、花塚家は新年の準備で活気に満ちていた。大晦日には文治も来訪し、ねえね達や祖父、母とゆく年とくる年の狭間を楽しく過ごす姫子。そんな中、文治は姫子にあることを問いかける――。餅つきや蕎麦打ち、初詣など、大正という時代の一大イベント「年末年始」をつぶさに描く第五集。新しい年を迎え、姫子はもちろん、30歳の文治や25歳の龍子といった大人たちも、変化し前に進んでいきます。さらに波紋を呼ぶ人物も現れ、物語は新たな展開へ!
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