【ネタバレあり】スカートをはいたおじいさんのレビューと感想

感動物語。一般的なBLではない

舞台は介護施設、語り部は元介護職員。
准さんという元役者のおじいさんがスカートをはき、自身が若い頃恋心を抱いていたおじいさん＝日向さんの亡き妻のフリをして、亡くなるまで連れ添い、寄り添い、最期のお見送りまでする、感動的な物語です。
日向さんはたぶん、軽度認知症。
ほかの施設利用者にも、妻が重度認知症というご夫妻も出てきますが、このご主人の言葉もとても印象的で心があたたまります。