【ネタバレあり】[小説]夏の月のレビューと感想

青い鳥

セフレだと言い切る攻めに、好きな気持ちを隠して付き合う受け。二人を思う友達からのアドバイスに、健気に従い別れたけど心は付いていけず。友達が本当にいい感じで絡んでいます。

愁くん健気というか切ない、親に見捨てられて……
朋宏がいるから生きてられるってそうなりますね。
朋宏くん早く気づいてよ！
生徒会のお友達、優しいですね。救われました。

全体的に、暗い感じですが、人物描写がしっかりしていて、読むうちにどうなるの？と、思い、一気に読みました。
主人公の愁が、コミュ症なので物語の進みを心配しましたが、仲立ちとなる友達（倉橋だっけか？）が、オトナでいい奴なので、救われます。本当、この人いないとなんにもならない…。
相手役の朋祐は、外道です。
こんなバカで外道なヤツしか知らず、好きになってしまった愁がかわいそう…。
オンナを使い捨てる朋祐に読んでいて不快感…。
でも、愁と倉橋がいい人なので、そこで、不快感がぬぐわれるかな。
最後はハッピーになりますが、続き＆倉橋のスピンオフも読みたいです。