5.0
ありがとうございます。
おげれつ先生の作品はくまなく読んできましたが、やっぱり最高にして最強のラブストーリーを描いてくれますね。シリアス作品が好きな人にはハマるんじゃないでしょうか。
- 0
おげれつ先生の作品はくまなく読んできましたが、やっぱり最高にして最強のラブストーリーを描いてくれますね。シリアス作品が好きな人にはハマるんじゃないでしょうか。
不条理な世の中に生きる2人の青年の話。
ストーリーもキャラクターも絵も素晴らしい先生の素晴らしい作品を読めてよかった。
特に、浩然の眼の描き方が印象深かったです。
真っ黒の瞳
2人が出会ったばかりの頃は瞳に光が入っておらず真っ暗。浩然が自身の感情に蓋をしていたのか、そもそも自分でも感情に気づいていなかったのか。毎日必死に生きながら、でもどこか虚無感を感じていたのか。そういう黒い瞳。千紘も、初めはその瞳のミステリアスさに惹かれたのかな。
光の灯る瞳
千紘と会ってから、ちらほらと瞳に光が入っているシーンが散りばめられてます。なんといっても、黒い瞳に不意に光の灯る作品中盤が私はお気に入りです。千紘がカメラを手にして喜ぶ場面や、プレゼントのネックレスに嬉しがる場面です。
鼻で笑うようなガラクタだと思ったモノ、それを大切にする千紘の姿に浩然が心動かされる瞬間……感動しました。
最後はもちろん二人していい表情で目に光が入っているのだけども。幸せになってほしいです。
とってもいいマンガでした。読んでいる時、あー今すごくいいものに出会えたなーって思いました。ありがとうございます。
新しい作品が出るたびにテーマが重くなっていくような、より不条理さが際立ってきているような。しかしそれがダークになりすぎないので、人によってはキツイ描写があるかと思いますが、私はスイスイ読ませてもらえました。
さすがの絵のきれいさ。そして、予測のできないストーリー展開に脱帽です。とにかくシリアスで重いテーマだけど、ラストに希望があって、2人のイチャイチャが見たいな。
痛い、苦しい、悲しい、切ない。あと少しの幸せ。頑張ってどうにか出来た事案じゃないだけに、痛々しくやるせない気持ちになりました。2人とも何かが解決したわけでも何でもないけど、一緒にいる事を2人が選んでくれて良かった。
作者さん買いです。内容が暗いのかな?とも思いますが、面白いところもあって良かったです。完結にはなってないので、続編があるといいなと、切に願います!
おげれつ先生はやっぱ天才だな。なんでこんな作品作れるんだろう?ちょっとダークで苦しいけど、二人に幸あれ!と、願うばかりです。
この方の作品全部読んでますが今回の話も心情丁寧で凄く話も奥深く面白い!天才!