【ネタバレあり】[小説]偽りの王の想い花のレビューと感想

なかなか重たいお話です。
ネタバレですが、双子の王子のお話です。
愛するヒロインと過ごすために影の王子が影で亡くなるはなしなので
なかなか重いですね

期待し過ぎた？！

好きな作者さんです。シャーロット王女ものは短編でスピンオフもありましたね。

んが、今回はそうねー。ソーニャ感が今ひとつだったように思います。
主役にとっては結構スムーズに終わりまで行きましたよね。出会って、途中離れてしまったけど、再開してからは終始ラブラブでした。横槍も中途半端でしたよねー。なのでそこまで悲壮感がなかった。ラブラブなのは安心なんだけど。。難しい塩梅。。。

そしてピオニーは王女としてやっていけるのか？！貴族もので、正妃の扱い別れますよね。小さい頃から教育されてなきゃ無理！とかありますよね。

良いんだけど…

前回配信の孤独の女王の方が好みです。
双子の話は結構読んでいるので、もっと過酷な話もあってストーリーとしてはまとまっているものの、目新しく感じませんでした。仮面の騎士が出てきた時にラストが予想できてしまう、、
皇太后がただの悪女でなく、意外と国を思っているふしがあるのは珍しく、もっとその理由に深みをつけたりエピソードを広げた方がオリジナリティがあったかも。
花が効果的に使われているので、２人の恋に使ってあげて欲しかった。
大好きな作品がたくさんある作家さんなのでオススメではあるのですが。