みんなのレビューと感想「高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで」（ネタバレ非表示）

見やすい絵です。説明もわかりやすく簡潔です。ポイントがたまったら，もっと読みたいです。きっと，同じ病気を経験した人の参考になると思います。

読み応えとモヤモヤ

医療監修をつけてもらって、誤解や偏見を招かないよう何かしらの形で解説があればもっと良かったなと思います。
　個々人で原因や症状の出方、対処法が違うのは大前提ですが、いち素人が読み終わって、「どうしてそうなったのかよく分からないし、我が身に振りかかったらどう対処したら良いのかのヒントもない」何ともいえないモヤモヤが残りました。

　よくあるほのぼのエッセイマンガとは一線を画す読み応えがあっただけに、その点は残念に感じました。

絵柄がかわいい。深刻な病気だけれど、絵がかわいいので、重くならずに読めます。
食べたいのに食べられないタイプの拒食症の、食べたいのに食べられないつらさや怖さがわかります。

よく頑張ったね！

辛い病気の話を上手に描いてる。
知り合いが同じ病気になって、家族が受け入れられず、病院にも繋がらずとても苦しんでたのを見たので、頑張った作者に拍手を送りたい。

神様がいるとか想像できない話だったので読んでみてびっくりしました。摂食障害ってあまり知らなかったんですが、この漫画を見てこういう病気？のことをもっと知りたいなと思いました

強迫と摂食がわかる！

看護学生時代にその二つの病気は見聞きしていたが、具体的にどんな世界を生きているのかは知らなかった。
これは当事者のリアルが知れてとても勉強になる。私は訪問看護で精神科から指示書を貰っている人にも関わっている。
そして、その利用者から、本作のもつおさんが言っていた、「◯◯しなければいけない」という話を聞いたものの、ピンと来なかった。なんでわざわざ痛い思いを自らしなければならないの？と、疑問に思っていたが、こういう自分以外の存在がその人の中にあって、命令されているのか、なるほど、と理解できた。
当事者の方々の苦悩は計り知れないが、支援者として関わる以上、その人の辛さを少しでも和らげられるといいな、と思った。

考えさせられます。

強迫障害の人の心情が分かる、貴重なマンガだと思います。人それぞれの理由があると思いますが、作者の場合はこういった心理状態になってしまい、食べれなくなるんだと、目から鱗でした。知ることで、こういった病気を持つ方への理解が深まるかと思います。思い切って描いて下さった作者に感謝していますし、読んで良かったです。

深い

なんか深い。たまには良いと思う。ちょっと暗いけど色々考えさせられる内容。続きが気になります。これは絶対読むべきだな。

神様のリアルさ

精神疾患の発端はひょんなことで、この方は神様だったのか、と。タイトル的に統合失調症の方かな？と思ったが、読んでいくうちに変わりました。
病院での生活など、リアルな部分も多いです。

精神疾患の人の心情がすごくわかりやすくて、こんな世界なんだと知る事ができました。聞こえるはずのない声に支配されて、いつ誰がなるかもわからない他人事ではない話かなと思いました。