【ネタバレあり】帰郷のレビューと感想（22ページ目）

関わることない世界

母の田舎で小さなころ、こんなやりとり見たことあるが自分ではまだ体験したことないし今後もない。
しかし昔ながらの考えを押し付ける人はいるなと感じる。

田舎にいたので共感できます

まだ一しか読んでいませんが、分かるなあと思うところがあります。

頻回に行われる親戚行事。
女性だけが料理で忙しくし、男性は酒飲み、しゃべりまくって、かたずけもせず、その辺に寝たり、また奥さんが苦労して車にのせ、家に帰り、また世話をし…

田舎って男尊女卑が未だに根強く残っています。
なぜ変わらないのか。
本当に理解に苦しみます。

中途半端

田舎あるあるかな…主人公の親族にはかなりイラッとしたし、言い返さない主人公もにもイラッとした。モヤモヤして終わってしまった。
もうちょっと先まで描いてほしかったな。都会でも自分で人生決めて歩いて行けるところくらいまでは。

わかりみが深い

田舎の閉鎖的なコミュニティから都会へ脱出した身としては、わかりみが深すぎるストーリーです。
だからなんだ？終わり方があっさりし過ぎな気もしますが、わざわざ葬式の席で喧嘩しても無意味なので、わたしも同じ対応をしたと思うなぁ。

私はすきです。
田舎育ちなのでよくわかる。
特に私はまきちゃんの役目だったかな
でも合ってたみたいで今も生きてます

たった２話なのに

こんなに短くて、ほとんど場面も変わらないのに、深いなあ、と思いました。すごく質のいい、おしゃれな短編を読み終えたような。

田舎の何を変えたいの？
宴会の時に男にも台所仕事をさせたいの？
おっさんたちが台所でうろちょろとかかえってうざいよ？
それともケータリングがいい？
いっそ宴会自体をなくしますか？
男たちに支配される可哀想な女たち、って感じを演出したいんだろうけど、土地に縛られているのは男の人も一緒で、それが嫌なら都会に出ればいいだけの話だと思う。

抽象的だからこそ自分事にできる作品

ストーリーは短く、テーマがはっきりとしているのに対し、それ以外は抽象的です。そのため読み手側に想像力が必要な作品ですが、解釈の楽しみがあります。

主人公の年齢や職業、従姉妹の死因など、あまり具体的な内容が描かれていないのは、読んだ人がそれぞれの解釈をし、自身の経験と重ねて読めるようにでしょう。

キーワードは「田舎」「葬儀／法事」「男尊女卑」と言ったところ。

なぜ葬儀や法事なのかと言えば、それが親戚や隣近所が一堂に会する機会の代表格であり、それだけの人が集まれば田舎の人間関係の煩わしさが炸裂すること必至だからです。

今も残る田舎の価値観と風習がとてもリアルに表現されている、秀逸な作品です。

わかる

すごい共感できる内容でした。

二人姉妹の長女である自分は、小さい頃から婿取りと言われ、親戚からのよくわからないプレッシャーが常にありました。それが嫌で都会の大学に進学したけど、卒業と同時に戻ってこいの一言で渋々戻り…。
と典型的な暮らしをしてきた自分には痛いほどよくわかる内容でした。

田舎そのもの

地元に縛り付けておく事に一生懸命でプライベートもなくて、気持ち悪い。うちの田舎もそーだなー。思い出してちょっと凹んだわ。笑