リベリオ・マキナ 2巻
あらすじ
オートマタ技術が発展し、人形と吸血鬼が共存するヘルヴァイツ共和国。禁忌とされる戦闘用オートマタであることを隠して学校に通う水無月は、マスターであるカノン、吸血鬼王の娘・リタとともにオートマタコンテストに向けたチームを結成する。リタの勉強のために国立オートマタ博物館を訪れた一行だったが、突如現れたテロ組織・ヴァンパイア革命軍により館内は占拠されてしまう。偶然、難を逃れた水無月は人質にされてしまったカノンたちを助けるため、ひとり行動を開始する。しかし、水無月は目にしてしまう。ヴァンパイア王族にして革命軍の指導者・ヴィルヘルムと、彼を守るかのように付き従う女性――水無月と同じ《白檀式》として開発されたオートマタ・睦月の姿を。そして明らかになる、《白檀式》の開発者にしてカノンの母・晴海の命を奪った虐殺事件の真相。歴史の闇に葬られた“母”の想いに気づいたとき、水無月は真の騎士となる!
この巻の収録話
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