新米納棺師しおりの最後のはじめまして
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あらすじ
亡くなった方の最期を整える納棺師――そんな納棺師の世界に飛び込んだ作者が見た<あの世の手前の世界>を温かくも真摯に描いたエッセイ漫画!
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みんなのレビュー
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先日息子を亡くしました。まだ20歳で突然自ら命を絶ちました。
知らせを受けてから、私は『動揺してはいけない』と自分の気持ちを奮い起たせていました。息子を失ってしまったことを否定したくて、でも周りの時間は、息子が亡くなったことを突きつけてきました。
そして自宅に一度息子が帰って来たあと、納棺師さんにお世話になりました。湯灌して頂き、顔に化粧をしてもらい、棺に入れて頂きました。その間の納棺師さんの仕事の様子に、とても心を打たれました。納棺師さんの所作や動きひとつひとつが、息子のことをひとりの人としてとても尊重してくださっていて、私たち家族の気持ちも大切にしてもらったような、そんな素晴らしい時間を頂きました。
人が人を尊重し思いやる、人が大切にしてきた想いが凝縮しているお仕事だと思います。
納棺師のお仕事のことを知りたくて、この作品にたどり着きました。
主人公の方が思ってくださる気持ちは、遺族にとってほんとに有り難いと思いました。
おそらくいろいろ大変なこともあると思いますが、お身体壊さぬように、この作品を書き続けてくださいませ。by 匿名希望- 72
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5.0
大変読み易い
丁寧で柔らかいタッチのイラストで読みやすい。
昨今の、医療介護業界と同じくして需要の多い葬祭業。その中でも、納棺師という職業は最前線だと思う。病院や自宅で綺麗に看取られる人ばかりではない。不慮の事故、警察案件などで酷く損傷している遺体も清めなくてはならない。また、清めて終わりではなく、遺族との関わりや心のケアにも携わるその気力、労力は計り知れない。作中でもこの職業では周りの目が気にならないか、と言った場面が出てくるが、私は誰でも出来る仕事ではない。素晴らしい、誇りを持つべきだと、褒め讃えたい。そう思わされる作品。by 匿名希望- 22
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5.0
ありがたいお仕事
大切な人をなくしたことがある人は
これを読んだら泣いてしまうんじゃないかしら。
私も母を思い出して涙が滲みました。
故人に近い人ほど、葬儀の直前は慌ただしくて悲しむ余裕はありません。私は顔を見る時間もなかったです。
湯灌と納棺の時間が唯一でした。
きれいなご遺体だけではないだろうと思っていましたが、これほどまでとは…
飛び降りや火事など、損傷が激しいご遺体はこんなふうに納棺されるのか…と絶句です。
家族とお別れする最後の姿を作ってくださってありがとう…と言わずにはいられません。by み~お- 6
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5.0
無料配信ありがとうございます
[最後のはじめまして]作品名の通りだなと思いながら無料分を読ませていただいています 納棺師サンのお仕事についてコチラの作品を読んで身内の故人の納棺の時を思い出しました 亡くなったヒトと初めて会った日が非日常な出会いな形だけれども心を込めてお仕事して下さっていたコト等そうだった こんな感じだったなぁ…となっています お化粧も施していただいて安らかな表情で納棺&お見送りが出来たのも納棺師サンのお仕事のおかげだったなぁ…と当時を思い出しました
by 匿名希望- 5
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5.0
葬儀の仕事に就いていますが、納棺の仕事はきちんと拝見したことがなかったです。どのような人でも、最後のお別れの時に綺麗でありたいと思うのは男性女性、年齢に関わらずだと思います。むかしは忌み嫌われてた事もあり、今でも快くは思わない人がたくさんいるとは思うけれど、感謝せずにはいられません。自分が最期の時綺麗でありたいから。心から尊敬します。
by 匿名希望- 8
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