傲慢な公爵の陥落
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あらすじ
両親の死により初めて、リゼットは自分が里子で、生みの母がいると知る。パリに呼びよせられ、以来、場末の酒場を手伝っている彼女に声をかけてきたのは気品ある貴族の男性。彼は、この掃きだめから彼女を救いだしてくれると言う。いえ、きっと彼は私を誘惑して楽しもうと思っただけ…。リゼットは自分にそう言いきかせるが、親身になってくれる素敵な彼のことが頭から離れない…。まさか彼が母を捕らえる任務のために彼女を利用しているとも知らずに──!?
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みんなのレビュー
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酷い母親
昔は、女性の地位も低く、婚外子、私生児、未婚の母に世間のしせんや態度が陰湿だったんだろうなぁ。エレーヌの選択は、致し方無かった事かもしれない。事情詳細を全く聴かされず、乱暴な言葉で概要のみしか知り得なかったリゼット。自分は、実母にとって疎ましい存在でしか無いと感じるのは、無理もない。養父母が本当に大切に育ててくれたお陰で、芯のしっかりした心優しい女性に成長。正義感もあって、とっても善い娘。そんな彼女に惹かれる公爵。
前半、エレーヌは本当に酷い母親。後半から一気に駆け足的なのが、ちょっと残念。
シリーズで括ってくれると嬉しいのですが、だめですかね?- 0
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3.0
高慢な公爵、不遜な公爵シリーズの完結編でしょうか。前回二作の公爵に比べて今回の公爵はあまりアクがないですね。傲慢という程でもなく、ヒロインにあっけなく陥落してしまったような。今までのような焦れったさはないです。
ナポレオン絡みの対決シーンはほとんどなく鬼気迫る感じもなく。
ヒロインも前作ほど勇敢さはありません。
実の母が子供を手放した理由など、それにまつわるエピソードは深いです。
全体的にストーリーが単純で期待した程ではありませんでした。完璧な作家さん買いです。by ふくふくろ- 0
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3.0
イラストが素敵です。エレーヌがリゼットの実の母親だと言ってるのは、ナポレオン復活の隠密行動のため騙しているのかと思ったら、本当だったんですね。最初、公爵様やその友人、そしてリゼットの実の父親など色々な人が登場し、カタカナの名前もあって誰が誰だか分からなかったので、星3つ
by みれい(*☻-☻*)- 0
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3.0
複雑な環境のリゼットの後ろに何か怪しい影…。伯爵がリゼットを道具としてだけでなく、だんだん女性として惹かれていく様子がわかります。それと、生みの母親の身勝手さ…。人物像がはっきり描かれていて、興味深いです!
by 匿名希望- 0
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