【ネタバレあり】恋の罪、愛の罰(カラー版)のレビューと感想

「ファム・ファタールの息子たち」シリーズの1作目。異父兄弟次男のお話。男性を渡り歩く母親のせいでずいぶんと拗らせてるヒーローです。だからって捨てたヒロインに子供がいると分かったら、まぁ追い詰める。ヒロインが気の毒でした。

よかったです

お金持ちで女の人に本気にならないラファイエに捨てられてサマンサは一人で子供を育てていた。4年後仕事で再会した息子を見られしまい、目の色から自分の子供とばれてしまう。ラファイエは息子を欲しがり彼女の家に住みだす二人は素直に気持ちを言えずまたすれ違い離れてしまう。母の影響で女の人を信じられないラファイエは自分の父に息子を合わして父にサマンサに素直に気持ちを伝えるべきだと言われて二人は結婚する
長い年月がかかったがよかったです

ハーレクインおきまりの展開の話ですが、主人公のサマンサが気丈に一人で息子を育ててきたところが素敵です。研究者という仕事を持ってるところも、他のストーリーとは少し違う展開です。
ラファエロが最後にちゃんと愛に気づくことができてよかった。