【ネタバレあり】子宮で償え! ～死刑か代理母か～のレビューと感想

極刑か代理母か究極の選択

少子化である今とても考えさせられる話でした。
⚪︎刑囚の中に冤罪があるということから始まり、本人はそれに気付かずひたすら償いたいという気持ちになっている。子どもが欲しくても産めない、授かれない夫婦はたくさんいるので、⚪︎刑囚が代理母になるか選ぶというのは良いと思う。でも⚪︎刑囚の集まりだからなのか、怖い。裏で何を考えているかわかりません。署長？みたいな人が⚪︎んだことにして逃してくれたけど、自分の寿命や息子のことがなくても同じことをしたのかと思うと疑問です。
顔を変え別人として二度目の人生を歩み始め、虐待の子を息子として育てることもでき、このまま幸せになるのかと思いきや、息子は実母のもとへ。1人になった主人公はまさかの抜け出せた場所へ自ら戻り立て直しを図る。強い女性です。報われる未来になってほしい。冤罪、復讐、母性、純愛など色々考えさせられる話です。

あらゆる感情

少子化が進んだ未来を描いた作品だが、様々な社会問題を含んだ作品だったと思う。母性愛、妬み、復讐、そして純愛。読んでいて、あらゆる感情がほとばしりました。

無料分を一気に読み、まだ、続きが気になるので無料を増やして欲しい。
主人公は、犯罪者じゃないのに犯罪者にされ、刑の執行か子供を産み懺悔していく。
子供を産み、自分の子でない子を育て、刑務所の仲間のために刑務所の所長になる。
主人公の強さに惹かれました。

12話まで読みました

こわいです！産んで償うか死んで償うかの選択で、産むことにしたけど、代理母出産しても赤ちゃんの顔も性別も何もわからないまま。しかも産んだ数によって階級があるとか、刑務所とかわらんような。

タイトルを見て、なんか嫌悪感が拭えずなかなか読まなかったのだが、開いてみると想像と違っていて少子化問題とつなげて問題解決をしようという試みを漫画にしたようなものだった。そして割と全員真面目？で、シリアスな場面も多く、どんどん引き込まれていきました。主人公が冤罪とわかっても揉み消さたのがわかったシーンでは、現実にもこんな理不尽なことが起きているのだろうなと絶望を感じたが、一方でいつでも周りを思いやり、前を向いて強く生きる彼女の姿に勇気をもらった。

ついつい

嫌な女性も多く出てきて、こんな話ありえないと思いながらも、主人公のナズナが誠実な女性なので、読みたくなります。

闇が深い、、、

夫に浮気をされて罪をおかしてしまった主人公は今ここで天国に行くか子供を産む代理母になるかの選択肢を迫られ代理母を選んだ。
そもそもこの選択肢は少子化が進んでいる漫画で裏でとられている対策
うん、とても闇が深いね、、、

代理母と養い親

そこまでして子どもが欲しいものか...と思いながら読み進む。管理される代理母たちはツミヲ持つ。中には冤罪なのに産むのに都合よく集められたのではと疑いたくなる女性もいる。国の事業として行うなら、倫理観は狂ってる。始めは代理母として出産した人が、次は管理する側になる。新しい場面に移り次は…というところまで読んだ。なかなか進まないけど先は気になるよね。

難しい内容

犯罪者が出産することで許される世界があるなんて。
犯罪者に少子化対策として妊娠・出産強制施設があって、そこにいる間は産むor安楽死するかの選択のみ許されてる。
産まれた子にとってもそんな経緯でこの世に生を受けて複雑では…
設定として被ることはない新鮮さはあるけど、リアリティがないからいまいち読む気が進まなかった。

展開が…

題材は面白いし、ストーリーもいいのですが、展開が早すぎてイマイチ読み応えがありません。サクサクッと解決していく感じで余韻は全くなく、もったいない作品です。