【ネタバレあり】不実とエディプスのレビューと感想

NTR 風味のメロドラマ

作家買い→ダブルスタンダードからこちらの作品に来ました。ダ―ク系の三角関係ドロ沼劇を期待しつつ読んだら、まさかの一途でピュアな18年ロマンス＆むずキュンドラマでした。
父親（俳優兼映画監督）の愛人に恋してしまう主人公（二世俳優）×妖艶な美魔女ママ（元有名子役）でまさに不倫NTR の昼ドラをモチ―フにしたような内容ですが、演劇芸能界を舞台にして映画のストーリーをなぞるような展開で、鬼畜な父親が息子に役を演じさせるため愛人を利用→振り回されながらも愛を貫こうとあがく主人公の姿に感情移入しながら一気に読みました。
前半扇情的なエロが多く（尿●ブジ―やばい！）楓さんの色気ムンムンな誘い受っぷりが最高です。
途中から過去のトラウマ発覚や父親の策略（作品作りのため利用）別れを余儀なくされたり鬱シリアス展開で胸が痛い場面もありつつ、最後はドラマチックに再会～晴れて恋人同士になりラブラブ同棲生活スタートさせる所でハピエン。
お父さんとも楓を挟んでバチバチに険悪でしたが映画試写会で少しずつ和解？の方向へ進んでるかな―と。
楓のキャラが最初つかみどころのない妖艶フワフワ美人だったのが中盤から悲劇のヒロイン、そして後半には素直な恋するオトメ顔に変化してゆくのがおもしろかったです。
エロは始めの激しい濃厚プレイ、親子丼で禁断の3Pがよかった(^^)