【ネタバレあり】愛蜜に濡れた姫君 ～煉獄の恋～のレビューと感想（4ページ目）

悲しいお話もあります。

星の銀貨と人魚姫のお話がよかったです。星の銀貨は母親から人のために生きるように言われていた美しいシルビアが、優しさ故に騙され身を落としかけた所を救ってくれた男性が以前に助けた子どもでした。人魚姫はアンデルセンの悲しいお話ではなく、真実の愛を得て、好きな人と人間になれる幸せなストーリーです。

絵が綺麗だったので購入しました。
短編なのでサクッと読めますが、ちょっと物足りなく感じました。
あと、バットエンドっぽい？感じもするので人を選びそうです。

さくさく読めました

短編で絵がきれいでさくさく読めました
３話目の赤ずきんの話はなくてもよかったかな…と思いました
女の子がみんなきれいです

短編作

１～３ 試し読みの続き。
騙され身を売られた平民のシルビアと、
幼い頃シルビアに助けられた公爵シュテルンの話。

４～５ 特殊能力を持ち聖女と言われるジャンヌと、
民想いの領主ジルの話。

６～８ 旗本のひとり娘お露と、下級浪人の新三郎。
身分違いで共に一目惚れした二人の話。

９～11 閉じ込められた古城に一人で住む王女ルージュと、
命を狙われケガをした王子ヴォルフの話。

12～14 人魚姫のアクアと、海魔の天才マーレン。
幼い頃から仲良しの二人の話。

田中先生の作品好きなので読みましたが、
登場人物が暴行されたり死んでしまう話や、
私には難しかった話もあり……
総評として⭐３つにしましたが、
最後の幼なじみの二人の話は好みでした。
アクアのことが大好きで、魔術の代償を自分にかけたマーレン。
人魚姫の童話から４００年後の設定のファンタジーな作品でしたが、童話よりも、このストーリーの方が好き。
短編なのが勿体なく思いました。