【ネタバレあり】抱かれ地獄～吉原淫獄史～のレビューと感想（2ページ目）

掴みが最悪

吉原の物語はたいがい悲哀を感じるものですが、これはダメ。
明るさや無垢さを表現するのが下手すぎる。
具体的には、かむろが無駄に現代っ子ふうでドタバタおちゃらけで始まったので先を読む気にならない。

江戸の吉原。花魁の修行のため2人の女の子が訪れる。男にとっては遊び場だが、女にとっては戦争。今後、どうなっていくのか楽しみです。

まだ子どものうちに売られてしまうような時代において、小さな幸せを見つけられた人生や幸せを求めたまま亡くなった人。それぞれに自分の人生を生き抜いていたんだと思うと、本当に胸が痛みます。

意外と泣けた

いつもの吉原物語だったけど、なんかしんみりした。絵的にも好きだし、短編がいくつも？あるのが玉に傷だけどそこそこ面白かった