明治姉妹と大正遊女 新装版 雪月花/大門パラダイス
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あらすじ
松田奈緒子が贈るおんなの天国と地獄。 木綿のような、強く匂う華のような、夢二の美人画のような、炎のような、堕ちてもくさらないおんなたちの人生。 雪月花───明治時代、裕福な家庭に育った質素で学問好きな姉・光子(みつこ)と、派手で男に愛される妹・喜久子(きくこ)。正反対の姉妹は、お互いの出生の秘密を知り…。 大門パラダイス───大正8年。吉原(よしわら)遊郭に売られ初見世(はつみせ)を迎えた「紅(くれない)」こと、りん。人生を儚むりんに、ある御仁が言葉を授けた。「仕事を蔑んでも自分を蔑んじゃいけない」心から勤めることに徹したりんは、強く美しい花魁(おいらん)へと成長してゆく。「雪月花/大門パラダイス」に加え、極上に切ない掌編漫画を描き下ろし!装丁も新たに、新装版の登場です!
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みんなのレビュー
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面白い!
明治姉妹と大正遊女、2話ともすごくよかった。
ストーリーもさながら、サラサラっと描いた絵がおしゃれな感じで好き。
(好き嫌いあるかもですが…)
2話とも、たくましく強く生きる女の子と、反対の性格の美女との対比が、それぞれの時代背景・シチュエーションで美しく描かれています。
何度も読み直している、最近のお気に入り漫画です。by akanene88- 0
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5.0
思いがけない展開
あの小汚い(字も書けない)りんが天下取るとは思わなかったです。文字を教えてくれた妙は、あんなに期待されていたのに哀しい運命。
by けいた2号- 0
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5.0
テンポがよい
大門パラダイスに登場する男爵と、ヒロインの同僚で、人生を達観した一言を最後に言い放つ同僚がいい味を出しています。
by necoねこ- 0
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5.0
絵がとても綺麗です。それぞれの時代のことが書かれていて入り込みやすいストーリーでした。
明治姉妹の方は、お金持ちのお嬢さんが父親の死を機にそれぞれどのように生きたかが描かれていています。姉は、妹の美しさに嫉妬はするものの最後は妹のために駆けつけ姉妹が手を取る姿は良かったと思いました。
大正遊女も一応美醜がテーマなのかな。山猿のような品のない女の子が最後は一番いい花魁になるという内容です。綺麗すぎてもダメだし、醜すぎてもダメ。自分の立場を弁えて振る舞うことが描かれていたように思います。
面白かったです。by 匿名希望- 0
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5.0