あらすじ

ある日、ぐみ(作者)の元にかかってきた母親からの1本の電話。それはぺるみ(妹)に代わって協議離婚中の旦那・トビオのマンションに離婚届を取りに行った際、首を吊り倒れているトビオを発見してしまったというものだった。その後、警察からの取り調べや検死により、他殺などの事件性はなく自殺という判断が下されたのだが、事件はこれで終わらなかった。なんとトビオの死によってマンションが事故物件化してしまったため大家から損害賠償金1千万円を支払うよう命じられたのである。果たして、宮本家を待つ運命とはいかに――。

みんなのレビュー

4.0

2020/10/11 16:58

妹さんに同情

ネタバレレビューを表示する

レビューで仮にも1度好きあって結婚した相手の死に淡々としてる、とか怖いとか見られましたが私としては嫁を裏切って不倫しといて離婚言い渡されたからと自ら命を絶つような人間に同情の余地はないかなぁ。旦那側の親族も迷惑かけたことに対して謝罪するならまだしも妹さん達を糾弾する意味がわからない。
旦那の死後、遺族として課せられた金銭問題等に直面した妹さんや作者さん方の心労などが詳細に描かれていて読み応えが有りました。役に立たない方がいい知識ではありますが知ってる方がいい知識ではあります。辛い記憶をこうして漫画にして下さりありがたいですね。

by 匿名希望
- 27
4.0

2020/02/15 23:02

ぺるみさんに同情します。

ネタバレレビューを表示する

基本的に作者様というより、妹様の話を再現するため、「ぺるみさん」の書き方がぺるみさん擁護になるのは仕方ないかな？
夫婦の事は夫婦でしかわからないけれども、少なくともわたしには、亡き夫さんは不倫をして別れたくないと言った挙句、勝手に自ら命を絶ち、本当に自己満足な人だったんだなぁと写りました。でも、自分や周りの人がぺるみさんの立場になるか分からないので、参考になると思いました。

by Yukinako
- 21
5.0

2021/03/13 8:37

…みんな優しいっすね(皮肉)

ネタバレレビューを表示する

他の方のレビューでよく「亡くなったご主人にあまりにも冷たい」「冷静過ぎる」などとありますが、みんなお優しいんですね。配偶者や恋人の浮気や不倫を、快く許せて、相手が揉めて自分勝手に死んでも、優しい気持ちで見送れる方々ばかりなんですね。

そもそも事の発端は、そのご主人が浮気なんかするからじゃないんですかね？
それがなかったら、ぺるみさんだって離婚を考えないでしょう。
ただただ夫側の人間の自分勝手さに呆れます。
一連の出来事の中のぺるみさんは、実に人間らしいと思うのですけれど。
「死んじゃうまで追い詰められてたんだね…」って、いやいやその原因作ったの誰ですか？って話です。
あまりにも身勝手な夫。
自分が嫌な事から楽になって逃げ出して、ぺるみさんに面倒事押し付けただけじゃないですか。最低です。

そんな中、必死で色々な出来事に対応した宮本姉妹に、ひと段落ついてよかったね、と言いたいです。

事故物件を巡る法のあれこれも、しっかり詰まっている作品なので、私はとても読み応えのある漫画だと思います。

by 匿名希望
- 19
5.0

2020/02/05 18:48

作者さんに同情しかない

ネタバレレビューを表示する

実際に自分の身近でも同じ様に自ら命を絶った人がいて
実は裏では残された遺族にそんな事があるなんて初めて知りました...
誰にでもあり得る話しだしすごく怖いなと思いました
不倫をして別れたくないと言って
あげく自ら命を絶って
向こうの親族からお前達のせいだと言われ
しかも向こうの親がお金など全く払ってもくれないのが読んでいてすごく腹が立ちました。
あと心霊体験もあるあるなのかなーと感じました。
やっぱり自ら命を絶つと成仏が難しいんでしょうね...

by 匿名希望
- 18
1.0

2020/05/18 20:56

いやいや

ネタバレレビューを表示する

残された遺族がとても大変なのはわかりますが…

浮気して離婚騒動までいって損害賠償の件で大変だからって、奥さんちょっと薄情だなと思いました。
漫画だから仕方ないのかもしれませんが、亡くなった旦那さんは子供達の父親ですよね？

悲しむ描写をほんの一コマでさえもいれていないせいで、妹さんも悪者に感じてしまいました。
浮気の原因は妹さんにあるのでは？とちょっと思ってしまいます。

亡くなった旦那さんのお陰で、子供達と巡り会えた訳ですよね？
私も子供がいますが、どんなに憎むことがあっても、この旦那のお陰で我が子に巡り会えたという感謝は絶対に忘れません。

もう少し感情の描写をいれた方がよかったのでは？
簡潔すぎて被害者となる遺族が情のない冷たい人間達に思えました。

by 匿名希望
- 12