ゆびさきと恋々
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あらすじ
女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…!?
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みんなのレビュー
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超絶オススメ作品♡♡♡
この作品が大好きになりすぎて、配信分だけでは収まらず、このレビューを書いている時点での最新話である11話まで追いついて読んでしまったほどファンになりました!
生まれつき聴覚障害がある女の子の雪ちゃんと、雪が困っていたところを助けてくれた大学の先輩、逸臣くんとの恋物語です。
秀逸なのは、漫画であることを最大限に活かした作画です。字の色が薄くしてあったり、うまく読唇ができなかった部分の文字が倒してあったりと、コミュニケーションに不便なことがあることが絵を通して伝わってきます。
そしてなにより、絵が美しいです。人物がどれも美しい。崩したコミカルなシーンも可愛い。
キャラクターも愛すべき登場人物ばかり。
障害がある主人公の漫画だというだけで、辛いことや悲しいことが多いのかという先入観を持たれることが多いかもしれませんが、今のところ、そういった辛い気持ちになる要素ではなく、「人と人のコミュニケーション」について描いてあります。
雪ちゃんが逸臣くんに恋をしてしまう気持ちは痛いほどわかります。海外で育ってきて、今も定期的にバックパッカーをしながら大学に通っている逸臣くんの「独特な人との距離感」もぐっときます。
読唇をしたり、スマホでメモ帳を見せあったり、LINE的なメッセージでやりとりしたり、筆談したりと、できる限りの方法を駆使してお互いを知ろうとする二人。
でも、大事なことは掌に文字を書いたり、思わず手を握ったり、肩を抱いたり。世界観に魅了されます。
全力でオススメする作品です。課金して読んで損はありません。by ネギマ塩- 432
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5.0
du bist sub♡
言葉が喋れない、耳が聞こえなくてもとっても感情豊かな雪ちゃんと
無表情だけど心優しくて頼もしい逸臣くん💕
2人の中に流れる優しい空気感が何度でも読み返せるくらい大好きです😭🙌
"du bist sub"
どうゆう意味かな?って調べたら
ドイツ語でとっても可愛いって意味だそうです∩^ω^∩💕キュンキュン!!by スバルの月下美人- 288
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5.0
読む前は、躊躇いましたが、、
障害者の主人公ということで、切ないとか、ハンデを背負ってるとか、失礼ながら、読んでて辛くなるかと思って読まずにいましたが、レビュー評価が高いので、読んでみたら、、、。ハマりました。
そして、障害者に対して偏見があった自分が情けなくなりました。
いつ自分が障害者の立場になるかもわからぬ暮らしの中、どんな時も諦めずその与えられた環境で前向きに生きる気持ちが幸せを呼ぶのかなと、この作品みて思いました。
また、逸臣くん、、かっこ良すぎでしょう!
色んな世界を見たい男の子という設定で、近くに耳が聴こえない子というより、身体で表情で表現している世界の中にいる女の子に恋しているんですよね。
1番のお気に入りになりました。何度も読みたい物語です。by よっっーこ- 64
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5.0
聴覚障害がある主人公の雪の目線で描かれる世界が、できるだけリアルに描かれていると思います。
漫画だから音はないけれど、言葉が聞き取れなかったところは文字を倒してあったり、文字が薄くなっていたり…雪の中の音が少しでも読み手に分かりやすいようになっています。
恋愛要素はもちろんドキドキして見てしまうのですが、それ以前の「相手のことを知る」という人との付き合い方みたいなものをすごく考えさせられる作品だと思いました。
音が吸い込まれてしまった、しんとした静かな雪の中にいるような、とてもきれいな世界観が好きです。by 匿名希望- 58
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2.0
雪の世界の意味が深い
生まれつき耳が聴こえない雪が出会ったのは、さまざまな国にを旅している逸臣。
電車の中で助けてもらったのをきっかけに知り合った二人は、同じ大学の学生でした。
電車でも、大学でも、雪に対して物怖じしない逸臣は、雪の世界に入れて、と伝えてきて、雪は逸臣のことが気になってしかたがなくなってしまう。
雪はこれが恋だ。と、落ち着かない日々をおくりながら、逸臣に頼まれて手話を教えることになります。
しかし、逸臣のことをよく知るイトコは、逸臣が雪にかまうのは、新しい世界を知りたいだけなのではないかと心配する。
それは、逸臣の夢が、色々な国のことや世界のことを知って、海外の学校で子供達に勉強を教えることだからだ。
始まりそうで始まらない恋は、まるで降り積もる雪のようで、静かにゆっくりと進んでいく、刺激がほしい方には向かない内容。
セリフなどがよく考えられていて、逸臣が雪をどう思っているのか、やきもきしながら先を読みたくなってしまう。
初々しい雪が緊張したり、恥ずかしがる姿に心が温まる。
雪の視点で語られるところが多く、耳が聴こえないということで生じる遠慮や純粋な疑問にも、ハッとさせられる物語。
グローバルな視点をもった逸臣に、雪が強く惹かれる気持がわかる。
これからは、もっと逸臣の雪への気持が描かれるのを期待してしまう。
障害を含んだ作品としては深刻さはなく、恋愛漫画として楽しめる一冊です。by やとゆ- 59
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5.0