【ネタバレあり】愛はちっとも楽じゃないのレビューと感想

朝比奈さんと名取さん。

別の作品でファンになりました。

表題作の作家先生の担当さんの朝比奈さんとバーで知り合った名取さんとのラブストーリーの方が私的にはよかった。
朝比奈さんの作り笑顔が怖いけど、名取さんが既婚者の情報と指輪に嫉妬してイライラするほど、名取さんを好きになってしまう変化がよかった。
朝比奈さんは名取さん大好きなんだと、わかりにくい性格ながらも読みごたえありました。

作家と何でも屋のお話と、作家の友人であり担当編集者とお店で知り合ったセフレのお話の二編が書かれてます。どちらもそれぞれ良かったです。
一遍めの作家は昔の恋愛のトラウマから恋愛が出来ずスランプになっていました(抱かれた後でないと書けないらしい)出会い系を嫌ってたはずなのに何でも屋に指名で依頼したのは、タイプだったんですね。初めて会ったとき「チェンジ」と言ったのも好きになりそうだったからかな？と深読みしてしまいます。いつも抱かれると直ぐ仕事場にこもるのに、便利屋さんに不満がられてノートパソコンをベッドに持ってきて仕事始めるところが、可愛くて好きです。