軍鶏
- タップ
- スクロール
あらすじ
自分の両親を刺殺した優等生の少年・ナルシマリョウが収監された少年刑務所で待っていたのは、悪魔のような連中の残酷な仕打ちだった。ボロボロになった彼は、期せずして「空手」との運命的な出会いを果たす。少年刑務所で出会った空手の達人・黒川健児の師事を受け「生き残るための空手」を身につけ出所してからリョウは格闘界に入り、無軌道な闘いを繰り広げてゆく…。真昼の昼下がり、少年は両親を殺害した。エリート銀行員の父と美しき母の、まとわりつくような愛情が、自分のすべてを吸い尽くすという妄執にかられ、少年は凶行に及んだ。収監された少年院で、少年は「空手」と出会い、その牙と爪を研ぎ続ける。何者にも自分自身を奪われないため、何より、殺されないためにーー。
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みんなのレビュー
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社会問題を痛烈に表現した作品
この漫画は好き嫌い好みは別れますが、低評価を付けてる人は今後漫画を評価してはいけないと思います。
これは漫画としては非常に優秀な作品。
社会風刺、色々な人たちの心模様とその表現方法、絵のレベル、コマ割り、ストーリー。
ここまで精錬されている作品は中々無いと思います。
感受性が低く理解できないからと低評価を付ける人は今後評価するのをやめましょう。
軍鶏は連載時も読み進めていて、憂鬱な作品の中に温かい表現があったりその逆も然り。格闘技がメインの漫画にしては熱血という感じでもないですが、読んでる側からすればハラハラの連続です。by 悠久のボブ- 3
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5.0
闇から社会へ殴り込み続ける少年の話
かなりお気に入りの作品で映画もDVD買って見た。映画は日本作じゃないため若干チャラい感じだがそれもそれで私は好きだ。
主人公リョウが生きていた家庭は愛と言う名で洗脳しようとする強制収容所。勉強しないと成績よくないと言付けを守らないと愛というエサが与えられない。それも親の愛だと親の立場では言えるが子供としては耐え難いことだった。しかしその耐え難い生活を両親殺害で亡くしその後の人生は死へ抗いながら生きている獣となった。意味などない。奪われて生きてきた分奪って生きるしか道がなかった。そんな作品。by 匿名希望- 2
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5.0
人の内面を知ることの大切さ
ここまで極端な罪ではなくとも その人の取った行動だけで その人の全てを判断してしまうことは 日常生活においても多々あるのではないかと思います。そこに、何故そのような行動を取らなくてはならなくなったのか、と 物事の背景を知ろうとする姿勢は 誰かを判断する時には必ず必要なことなのではないかと思います。特に、人の上に立つような立場の人には絶対と言ってよいほど必要なものだと思います。正義とは何か、本当に罪深い行いとはどのようなものか、そういったことについて 考えさせられる昨日です
by ぱちゃルタ- 2
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4.0
142話まで一気に読みました
Twitterの広告で知って別アプリ(2,500円課金)で読み始め、途中からここ(2,000ポイントくらい消費して)で読みました。
少年院で強くなるのは良いとして、その後主人公の人間性がどんどん変わっていく
身勝手な暴力や婦女への暴行など全く擁護できない生き方だけど面白くて先が気になり読み進めました。
ただし、突然中国に舞台を移して
そこから唐突に飽きた。
目次を見るとブラジリアン柔術かなんかもやるみたいだし読むのやめた。
ドーム決戦の後からが雑だよ。
菅原との果し合いの前後のことや、もともとの事件の背景をもっと掘り下げてほしいタイミングで唐突に海外だったから もうつまんない。
この先もし気が向いたら最後の5回くらい読もうかな…もし思い出したらねby 寒々- 2
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4.0
面白いです
正統派格闘漫画?バキよりも、リアルな格闘漫画です
初めの掴みは自分達の世代が子供の頃たまにあった事件です。
進学校の成績上位優秀生が突然…と言った事件です
確かにその後、そーゆー子達はどーしてんのかなと思ってましたね。
格闘技に限らず、どの分野でも、勉強する必要は必ず出てきます。
自分の狂暴性と頭脳をフル活用して、体格には恵まれて無いのにも係わらず
真剣な格闘、テレビ中継されないよーな格闘の世界にのめり込んで行くお話です
それをby 熊ックス- 1
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5.0