春駒 ~吉原花魁残酷日記~
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あらすじ
大正13年、親の借金のため、何も知らぬまま吉原に売られた19歳の光子。花魁・春駒として遊廓で働くことになったが… 実在した花魁・春駒が書いた『光明に芽ぐむ日』『春駒日記』を基にした、大正花魁残酷物語。
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みんなのレビュー
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実在した女性なんですね。
調べてみるまで知りませんでした。
文学が好きで賢い女性だったであろうに、貧しい家に生まれたことで遊廓に売られ…
つくづく人の世は常に不公平にできていると思います。
現代よりもはるかに、努力で運命を好転させるのが困難な時代だったでしょう。
主人公がこれからどうやって行くのか続きが気になります。
頑張ってほしい。by 加賀ゆきち- 17
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5.0
実話
実在の春駒さんの日記を元にしたお話です。
実話なだけに、このような境遇に置かれた人達がいたと思うと悲しいです。
主人公が暗いとかやる気がないといったレビューも多いですが、実際の遊郭の現実はそんなものなのでは?と思います。
何をするかも知らされずに、いきなり客の相手をさせられて、すぐに前向きに仕事なんてできなくて当たり前かと。
華やかな花魁物が読みたいかたには向かない作品でしょう。
私は興味深く読めたので、最後まで読みたいと思います。by 匿名希望- 11
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3.0
実在した女性の手記から
実在した女性の手記があります。 この内容をコミック化されているのに驚きました。
明治以降 末期の吉原遊郭の花魁は…借金で繋ぎ飼いの売シュン婦になっていた。過酷で非情な内容、、風俗歴史に興味あるなら楽しめるかと思います。
春駒さんの 記録を残す賢しさ(さかしさ)や粘着質すぎるかとも思える怨みつらみ執念、それなら芯が強いかと思えば妙なところで不安定な心情もよく絵柄に表されていますby 匿名希望- 13
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3.0
うーん
花魁について元々興味があって、実話と書かれていたので読んでみました。
今まで遊郭について色々な記事を読んだりしていて、デビュー前は置屋の馴染みの客が初めての相手でテクニック等教えるものだと思ってましたが、遊郭終盤では違ったんですかね?
主人公が世間知らずなところはありますが、店側も何の説明もなしに売られてきてすぐにぶっつけ本番は大変だなと思いました。by 匿名希望- 10
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4.0
森光子さんという実在の人物(放浪記で有名な大女優の森光子さんではない)が書いた日記が元になっているようです。
東京での仕事の内容をろくに知らされもせず、19歳で売られた時点からお話は始まります。
彼女の絶望や悲しみ、恨みなど一言では言い表せない感情を記すことで、生きる支えにしていたのかもしれないと思いながら、読みました。
レビューには、主人公に対して辛口の意見がありましたが、冷静な観察眼、忍耐力がないとこのような日記は残せないと思います。
ご本人の森光子さんは、吉原を出た後、娼妓を自由廃業し、結婚されたそうですが、その後のことは分からないようです。
残された日記も一度絶版になり、再販になっているようです。過酷な状況に置かれた当時の娼妓を知る貴重な史料の一つであることは間違いないと思います。
ただ、本作は、絵が時々コワイので−1にしました。by MAME- 4
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3.0