ゴジュッセンチの一生 / 2巻
第6話(2)
あらすじ
街の片隅でノラ猫として生きる、元飼い猫の七生。彼は子猫の頃、飼い主だった成田彰青と離れ離れになり、壮絶なノラ生活を生き抜いてきた。「一度捨てた猫を、迎えに来る人間はいない――」七生は、人間が嫌いだった。だが彰青の婚約者だった淑乃に出会い、彰青の死を知った七生は、少しずつ淑乃に心を開いていく。一方七生の親友であり、ノラグループの次期リーダー候補であるマチも、どうやら淑乃のことが気になるようで……。
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