みんなのレビューと感想「妊娠したら死にたくなった～産褥期精神病～」（ネタバレ非表示）

初めて投稿します。

看護師をしています。

妊娠経験はありませんが元々PMSDで心療内科にかかっていたこともあり、今後妊娠、出産した場合に不安に思っています。
賛否両論がありますが、わたしは時々涙しながらこの作品を読み、作者さんへはご自身の壮絶な経験を素晴らしい作品へと昇華させ、このように不安を感じる私や、いろんな人に共有してくださり感謝しています。

普段看護師として従事する際やはり抑制が必要な現場があり、抑制をしなかったことで起きる事故に落胆したり、罵声を浴びながら未熟な人間で私も罵声で言い返してしまったりすることがあります。
決してよくない医療者の言動をもプラスに、自分の問題として捉える作者さんの姿勢に感心しつつも、ここに登場してくる良い看護師のようにならねばならないなという視点でも拝見しました。
長々と失礼しましたが、素敵な作品をありがとうございました。
作者さんの健康と、次回作をお待ちしております。

レビューを含めとても勉強になりました

まずはストーリーを全話読んで、こういった病気に無縁無知だった自分には、新しく知ることばかりでとても勉強になりました。

その後に皆さんのレビューを読んで、さらに別の視点でのご意見も勉強になりました。

おそらく病気の性質上、経験者自らが客観的にストーリー化するのはものすごく困難で不可能に近いことなんだろうと思いました。ただ、だからと言って誰も描かなければ、認知は広がりません。

経験者が主観も交えてストーリーを描いてくださり、それを客観的にレビューで解説してくださる方がいて、その両輪で良い作品だと思いました。

知らなかった事が多い

私は産後鬱っぽくなり、事故や災害のニュースを見る度悲しくなることがありましたが、我が子にこんな気持ちになってしまう病気があったなんて。

これは知らないとなかなか理解してあげられない。

大変勉強になりました。

レビューがひどい方ばかりでびっくり

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最終話まで読みました。
大変な思いをなされたこと、また暗闇の中で手探りの中、トンネルを抜けられたこと。並大抵のご苦労ではなかったと思います。

以下、作品とは関係なくなりますが、
しかし...本当にひどいレビューがたくさんありますね。
何もかも知ったようなような口調で上から目線で書かれているレビューが多数で、驚きました。
妊娠、出産は個人差があります。また、自分の意思とは反して病気になられる方もたくさんいます。
想像力、思いやりの無い方がこうやって自分だけの知識や経験をもとに攻撃する姿を見ると悲しくなりますね。何様ですかとも感じます。

興味深い

リアリティのある描写がいい。シリアスで重ためなストーリーではありますが、絵がとても綺麗なのでサクサクと読みやすく感じました。

精神科に7年務めていました

精神科で働いていると思われる方の批判的な言葉にびっくりしています。精神科って表情1つで患者さんが恐怖を感じるんですよね。患者さんからしたらちょっとした言葉がナイフになります。
精神科で勤務していれば分かるはずなんですけどね。患者さんからしたら作者さんの様に見えててもおかしくないと思います。
本当に精神科のスタッフが悪魔の様に見えてる方が沢山います。本当に怖くて大変だったんだろうなって思うと胸が痛みます。
今は幸せであって欲しいなと心から思っています。

イライラするけど

この人はもともと精神病んでたけど、出産すると自分でもどうしようもなく感情のコントロールが出来なくなったのを思い出した。
ホルモン恐ろしや。

頑張って読んでよかった。

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私自身精神疾患を持っていて、母も統合失調症であり、あまり良いとは言えない環境で育ってきました。なので精神病と闘っている場面を観るのはかなり苦しかったです。私があまり良い母親にはなれないなと思っているので子供は産まないとずっと決めていましたし、この作品を読んでもそれは変わりませんでした。でもとても温かな作品でしたね…！人の温かな言葉が副作用のない薬というのは確かな事だと思います。それにしても旦那様がとてもとても素敵な方で！！この方が旦那様じゃなかったら共倒れしていたかもしれませんね…。救ってくれて本当にありがとう。諦めず支えてくれてありがとう。ですね。強いお方です。そんな強い人間に私もなりたいと思いました。久しぶりに良い作品を何時間もぶっ通しで夢中になって読みました。頑張って読んで良かった…！！

勇気と感動を貰えました。

勇気と感動を貰えました。本当にしんどい状況を、家族や周りの力を借りながらも、よく乗り越えられたと思う。
そして、ここまで正直に、しっかりと記録として素敵な絵を描いて残せることも、本当にすごいことだと思う。
責めるようなコメントもあったけど、完璧な判断ができる人間なんていないし、こういう予期せぬ自分にはどうしようもないことって誰にでも起こり得る。私はこの作者さんは、真摯に自分や子どもと向き合い生きていると思うし、尊敬できる人だと思う。また、作者さんを支えた人達、特に旦那さんはすごく優しくて、こんな人格者が世の中にいるんだなぁと感心しました。
作者さんには、堂々と胸を張って前を見て、素敵なお母さん、漫画家さんとして、これからも頑張ってほしい。どうか末長く幸せな家族でいてください。
私も自分の家族や自分自身をもっと大切にできるよう頑張りたいと思います。

恐ろしいけど、作者様に感謝

最後まで読んでからレビューしてほしいな、と思いました。マンガですらこうなんだな、と。母は強し、母性のない母親は幼い、わがまま、失敗作と、レッテルを貼る世の中の怖さに警鐘を鳴らすためにこの作者さんはこの漫画を世に出したのではないのかな。
実際、病気でないにも関わらず、色欲優先で子供を蔑ろにする鬼畜にも劣るゴミは後をたたないけれど、第三者がその線引きをちゃんと引いてあげないと、こういった病に苦しむ人を、更に傷つけることになる。
ただ、隔離病棟で、あんな対応をしている看護師という名の悪魔が実在するのかな。…大変なお仕事だけど、そんなことをするくらいなら、辞めればいいのに。