みんなのレビューと感想「あとかたの街」（ネタバレ非表示）（8ページ目）

無料で読みました。今や戦争を知る人は段々と鬼籍に入られました。子供までも戦争に動員するのをみると本当におぞましいです。今はこんな表立ったものは日本では起こらないかもしれませんが、どんな形でも国は子供を守らねばならないと感じました。

戦争物は嫌いだけど

戦争物はあまり好きではありませんが、読んでよかったです。ぜひ、いろんな世代の人に見てもらいたい作品だと思います。

ほのぼの？

戦後の話なのかな？？この世界の片隅に、を少し思い出します。絵も可愛いし読んでみたいけど、ポイントが余ったらかなー。

深い

傘寿まりこというコミックでこの作家さんが好きになりました。こちらはさらに深いという感じを受けました。

絵が基本的にはかわいいけれど、コマ割りや描写が雑なところが少し気になった。ストーリー時代は、普段知らない戦前。読み進めたくなる？

一度は読むべき本です。

いくつかの戦争時代を描いた漫画は読んだ事がありますが、名古屋の話を舞台にしてるのは初めてでした。
また、一つとても貴重な物語だと思います。

日常

戦争という異常事態でも
人々には生活があり
日常が過ぎていく。
希望や夢や憧れが普通に
ある、でも、爆弾が落ち
命も心も死んでゆく。
戦争はダメです。

作者が好き

この作者のもうひとつの作品にはまっています。これは、自分のおばあちゃんの話を描きたかったということだけど、本当におばあちゃんのこと好きなんだね。自分の体験ではないのに、人物観察眼や想像力がすごいと思います。発想の転換というか、なにかに気づかされる漫画を描く作者さんです。

愛知時計

名古屋では語られる愛知時計の悲劇。漫画にしていただきありがとうございます。私の祖母は作中でもありましたが企業でで爆弾の検品係をしていたとのこと。愛知のシンボルの名古屋城が焼かれるシーンがありましたが
それを見てた人が映画のように綺麗だったそうです。戦争は惨めだと祖母はいいます。走って走って二つの区を超えて逃げたと祖母はいいましたが、ほんとにそんなに逃げたの！？と思ってましたが、この作品を読んでほんとに逃げて逃げて走って走って、逃げ場がなかった状態であったことを思い知らせる作品でした

やはり戦争のお話は切なくなりますね。その切ない中にも暖かいお話があるかないかでだいぶ変わりますが、この作品は読んでいてキュンキュンすることもあって楽しいです