【第18楽章】もう森へなんかいかない(1)
あらすじ
『おたんじょおびのプレゼント、みずうみでいいや』。うきうきして豊上(とよがみ)さんに会いに行った自分が恥ずかしかった――。多くの人々の優しさに包まれて、のんのんとともに生きてきたスウ。とりわけ豊上さんと過ごす時間は、胸が弾むひととき。だけど天国の皓(あきら)との思い出は、まるで昨日のことのように色鮮やかにスウの心を染めている。スウとのんのん、そしてふたりを見守る人たちの愛のメモリー。
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