5.0
愉快な転生コメディ。
とても面白いです!
転生ものですが、転生したのは自意識過剰な青春時代に、自分の痛い妄想を煮詰めてぶっ込んだ妄想小説(黒歴史)。
チートな美少女ヒロインではなく、ヒロインを狙って返り討ちに合う悪女ポジションです。
ヒロインが死ぬと死亡フラグが立つ?ため、ヒロインを守るため奔走するものの、次から次へと事件が起きます。
事件が起きるたびに、青春時代にハマっていた設定やジャンルが詳細に語られ、作者さんはよくここまで書けるな〜と笑ってしまいます。
サクサク読める軽やかさ、ほんのり少女コミック、庶民的で一生懸命な主人公に好感が持てます。
とりあえず2話目までのスピード感と、ページぶち抜きであろう終盤シーンの躍動感が秀逸なので、そこまで読んでもらいたいです!
さらに先を読み進めていますが、最初はソルの見せ場が多かったのに段々影が薄くなるのが少し残念です。
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