すすきのみみずく②(3)
あらすじ
2回目の家出は成功した。しかし、「みみずくの里」で自活を続ける5人は、ついに仲間割れをはじめる。こんな生活に耐えられなくなった者が行方不明になる。森のみみずくの泣き声も(帰れ)と聞こえてしまうほど弱気になる。だが自然をあいてに今までの“甘え”は通用しなかった。望江は今まで弘紀一人を頼りにしてきた自分達に気づく。そして何か熱いものが、自分の中で芽生えているのを知る。
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